みぞれが降り、インフルエンザ大流行で来れなくなった方もあり...、
いろんな障害を乗り越え、1年半ぶりの東京ライブは、
これまで以上にホットなアンサンブルとみなさまの笑顔で、素晴らしい日となりました。
ハイダウェイでの日本的異国情趣、しみじみ、感じてもらえたでしょうか?
◆出演者◆
坂上伊織(Vo.)
小島久政(G.)
いつもステージを一回りも二回りも大きくして下さる偉大な炎のギタリスト!!
水野久興(Key.)
お忙しい身なのに、タタッとスマートに楽曲を変身させて下さる水野さん。
平松加奈(Vl.)
久々のお手合わせ、嬉しゅうございました。変わらない見目麗しさと演奏のストレートさ、このマッチが素敵です。
XIAO-MA(B.)
東京は2回目。上海では彼のことを知らないミュージシャンはいませんが、日本でもじわじわ、マーさんパワーが広がっております。
■MENU(曲順通り)■
●月あかりの神話
もちろんみんな知ってる、坂上伊織のソロデビュー作。
このシングルを一緒に創り上げてくださった、当時のバップレコードの
ディレクター:Y氏が予告なくライブ会場に現れて、
いつもにも増した感慨の中でこの曲を歌いました。
●中央線
宮クンの歌を矢野顕子さんがカヴァーしたものをさらにカヴァー。
今も偶然同じ中央線沿い(大阪)に住んでるけれど...
この曲は、東京での生活を、せつなくいいところだけ思い出させてくれます。
●DEJA VU
まだ学生で、甲子園口駅前のレンタルレコード(と当時は言ったのさ)で
アルバイトしていた頃、バイト仲間の物静かな女性が聴かせてくれた
ロサーナ・カサーレ。その頃はLP。
既に入手が難しかったこの1stアルバムは、数年後にCD化され、再会出来ました。
1曲目のこの曲は、その後私の中にずっと住むことになります。
●涙そうそう
子がお腹にいるので実家に戻って来た頃、塚本のTSU○AYAで初めて聴いたなぁ。
それはりみちゃんのだったんけど、素敵な詞だ...と立ち止まった。
BEGINのがどうしても聴きたくなって、その場ですぐ借りて、入り込んでしまいました。
●人間の証明のテーマ(中文)
中国でも映画とともに大変よく知られているジョー山中氏&大野雄二先生の名曲。
中国語をあててみました。
中国語というのは実に絵になりやすい言語で、これからもっともっと、
いろんなことをしてみたいです。
●生きていこう
昔はルンルンした歌詞がついていました。レコードになってないのをいいことに、
またちょっと大人の考えを、詞の主人公に言わせております。
今度歌う時には、もうちょっと年を取らせているかも知れない(笑)。
●舞桜
創った当時は、どうしてもどこかに中国語を入れたかったんですよ、この曲。
でもその頃は、全然中国語が分からなかったし発音も出来なかったから諦めた。
なんてことをふと思い出しました。
●上海1943
周傑倫(ジェイ.チョウ)と言えば、飛ぶ鳥をも落とす勢い、という言葉がぴったり。
昨今の中国語圏で人気不動のアーティスト。
恋人がいるだのいないだのが常に記事になり、アイドル的存在にされがちですが、
しかしながら涼しくて、なんとない世界を持った若者です。
●なぜか上海
このところ、また大好きになった井上陽水さん。上海のことを歌った歌は世の中に溢れているけれど、日本人が描いた独特の上海、という雰囲気が好きです。
●はーばーらいと
これも陽水さん。小さい頃から家にあった、誰が買ったか分からないドーナツ盤。
水谷豊さんって歌がうまいんですね。♪ジ~グ~ザ~グ~...も懐かしいけど、この世界がさりげなく出せるなんて、やはり名優ですわ。
●歓送の歌
私の中で、もう一人の再ブーム、小椋桂さん。大好きな作家です。
先輩の中西保志さんが歌っていた曲です。
難しい言葉が無くても、とても深いところに感動がある。
歌う人の歌唱力も問われますね。そういう意味で、この曲に向かう時は緊張します。
●SHADE
これは、自分が歌う用に作った曲ではないのです。
ある男性歌手の方が歌うと想定して出来上がったんですよ、実は。
時にデュエットでもやりますが、いろいろ変身出来るバラード。
EN ワンニー、プルンニー
アンコールは本当に用意してなかったのよ(笑)。
みんなの手拍子が心にずんずん来ました。有難う!!
早くまた会えます様に...。