ほらふきにっき

発作的な日記です

OFFにおふじさん~十条富士~その1

2011-07-02 | つれづれ
どうもどうも、OFFに・・・シリーズ第3弾!オフにお富士さん!です!

6月30日、明日はお山開きだなぁ、そういや、富士山登りに行こう!

ということで、思いついたのが富士塚。
実は東京には富士山が沢山あるんです。
江戸期にバクハツ的に流行った冨士講により各地に富士山のクロボク石と呼ばれる溶岩が運ばれ山が築かれました。

確か、十条、駒込あたりにあったと思い、(正しくはオフではなく)仕事帰りにかなり遠回りで十条富士を目指す。

東十条駅からは地元民らしき家族連れの後をくっついて、細い路地を進むと意外とすぐ行けた。
道が良く分からないときはこの手に限る。



近くの道は露店が並んですごい人だ。
人が多すぎて、なかなか進めない。
ブラブラと露店を眺める。
子供たちの目がキラキラしている。
珍しいのでは、ウナギ釣りっていうのがある。
下町らしいお祭りの風景。


幟には冨士仙元大菩薩、第六天、稲荷明神。
仙元菩薩と今でも使っているところは昔ながらの冨士講ということなのだろうか。
仙元と浅間が読みが同じというくらいで。この場合のセンゲン様とは?不勉強で良く分かりません。



お化け屋敷の入り口みたいな冨士神社入り口。外まで行列が出来ている。



丸参十条冨士講の「御三幅」と称するご神体の掛軸。ありがたげな字?が書かれているが、よく読めない。
頂いた説明書きには真ん中上部に木花開耶姫命、右側に畫行藤仏、左側に食行身禄が描かれているとある。



「六根清浄 ご利益万能の護摩木です」とのこと。
講のおじさんたちとのやり取りが面白い。
安産祈願?もうウチは要らないよ~!とオバサンに言われていた。


最近ついてないので、ヤクヨケの護摩木。
「山頂でお焚き上げしちゃってください。煙と一緒にお願い事が神様に届くっていうものですから。」とのこと。


お線香も「これも上で焚いちゃってください」とのこと。
ここは神社のはずだけど、なんだか巣鴨のとげぬき地蔵と雰囲気は一緒だね。



おじさん半纏カッコイイね、とほめたら、「これ最近作ったんだけど夏用の結構高いイイやつなんだよ」とのこと。
織りが夏用で凝ったカッコイイ半纏。大紋にはここの講の印、丸参、と書いてある。



伊藤、、とそこらじゅうに書いてある。伊藤伊兵衛(食行身禄)という方がつくった講だということから。


小学生やらゆかたの子が沢山お参りに。下町らしい風景。


6m上の山の上から下界を眺めてみる。



地元消防団のネエさんたちが「暑いよ~」とうちわで扇ぎながら、護摩木とお線香のお焚き上げを見守っている。
ちなみに山頂にあるこのお焚き上げはどうやら富士山の噴煙をあげる火口のようです。


奉焚上釜土。


山頂の祠。祠にはツトッコに幣束が3本差さっています。


縁起物の御札と麦藁蛇の解説。


夜の祭りで夜が更ける。
あまりに暑いのでカキ氷を食べた。
ブルーハワイ。
家に帰ってから舌を出したら真っ青になっていた。

富士講の皆さんに約束でまた翌日もお伺いすることに。
今度はほんとにOFFにおふじさん、です。
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