♪おはつ・かふぇ♪

ゆっく~り&まった~り&のんび~り 陽だまりの縁側にて、
お茶する感じで…

落語を観てきました

2013年06月18日 | ライブ・展覧会へ!

妹と二人で、久しぶりに落語を観に行きました

チケットには“木戸銭”って書いてあるのよん

 

 

午後1時半開演なので、まずは腹ごしらえ

 

オアシスの下の『スペリオーレ』にて美味しいパスタを頂きました

 

空豆と海老が入ったトマトソースのパスタ 

                                 混ぜる前に、撮ればヨカッタよ

 

 

いざ、目的地の愛知県芸術劇場の地下2階リハーサル室へ…

 

1時頃行ったんだけど、もう並んでいました

 

柳家 喜多八さんは、やる気のない力の抜けた感じ

 

桂 雀三郎さんは、暑苦しいエネルギッシュな感じ

 

好対照のお二人が古典落語から新作までを交互に演じられました

 

           演題はこちら

  

 

   笑った笑った、腹筋痛いほど笑いました

 

『だくだく』

引越しをしたが、「かついでいくのが面倒くさい」と家財道具の一切を売ってしまった八五郎。

空っぽの新居でせめて物持ちになった気分を味わおうと、画描きに家具の絵を書いてもらった。

湯気をあげる鉄ビンや時計、あくびをしている猫…見てくれだけなら立派な座敷が完成した。

ところがその夜、この八五郎宅に泥棒が入りんでしまう。この泥棒、近眼でおまけに乱視。

盛りだくさんの家財道具に驚喜したのもつかの間、触ってみればタンスは開かず掛け軸も…

あきれた泥棒「このまま帰ったんでは面白くない」と

「金庫を開けたつもり…800万円盗んだつもり…」と一人芝居。

その物音で目を覚ました八五郎、

「粋なやつだねぇ…。よし、俺も一つ、『盗まれたつもり』になって芝居をしてみよう」

やおら起きあがると「鴨居の槍をとってりゅうりゅうとしごいたつもり。

泥棒のわき腹に突き立てたつもり!」

泥棒もつい「血がだくだくと出たつもり…」

(ウィキペディアより)

 

『崇徳院』

商家の若旦那・作次郎が重病になり医者に診てもらったところ

「薬では治らない気病で、思いごとが叶えばたちどころに治るが

放っておくと5日もつかどうか」とのこと。

これを聞いた親旦那、熊五郎を呼びつけ、その思いごとを聞き出して来いと命ずる。

思いごととは…先日、作次郎が高津神社へ参詣したときのこと。茶店で休憩していると、

そこへ入ってきた歳は17、8の美しい娘に一目惚れ。

娘が茶店を去る際、緋塩瀬の茶帛紗を置き忘れたので追いかけ届けると、

娘は「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の」崇徳院の歌の上の句だけ書いて手渡し、去った。

作次郎はこの歌の下の句「われても末に 逢わんとぞ思う」を思い出し、

娘の「今日のところはお別れいたしますが、いずれお目にかかれますように」との気持ちに気付き、

それからはずっと娘のことばかり思い詰めている…しかし先方がどこの誰か皆目見当がつかない。

熊五郎の報告を受けた親旦那は、その娘を何としても捜し出してくれと懇願。

熊五郎は借金を棒引き、なおかつ蔵付きの借家を五軒譲渡し、別に300両の礼金に目がくらみ、

3日間の猶予をもらって捜し回ることになった。

2日間、大阪の街中を捜したが見つからない。それもそのはず、ただ闇雲に走り回っていた…

女房には「探し出さなければ実家へ帰らせて」とまで脅かされ、後1日に全てを賭ける熊五郎。

人の多く集まりやすい床屋や風呂屋、行く先々で「瀬をはやみ~」と叫んでは反応を待つ。

「娘はその歌が好きでよく歌っている、別嬪だし高津神社にも足しげく通っている」という人が…

その娘はまだ幼い子供と知りガックリ。

結局わからないまま日暮れとなって、疲労困憊になりながら入った本日10数軒目の床屋。

もうすでに剃れる髪も髭もなく、「いっそ植えてほしい」と悲鳴をあげる熊五郎。

待合場で例によって「瀬をはやみ~」と歌い出す。

そこへ入ってきたのが棟梁風の男、急いでいるので先にさせてほしいと頼み、髭を剃ってもらう。

その男によると、主家のお嬢さんが今日明日とも知れぬ身。訳は、高津神社の茶店に寄った際、

さる若旦那に気取られて茶帛紗を忘れ、その若旦那に届けてもらったとき余りの名残惜しさに、

崇徳院の歌の上の句を書いて手渡したきり、恋煩いで枕が上がらなくなったというもの。

男は、その若旦那を捜し出してくれと命ぜられて出かけるところだった。

艱難辛苦の末にとうとう捜し求める娘が判った熊五郎。

その棟梁風の男に飛びかかり「その歌を書いてもろうたのはうちの若旦那や!」と叫ぶ。

「うちへ来い!」「先にわしのとこへ来い!」「お前が来たらこっちは借家五軒に300両…」

揉み合いになり、弾みで床屋の鏡を割ってしまった。「どないしてくれる」と怒った床屋の主人。

熊五郎は「心配するな!崇徳院の下の句や!“割れても末(月末)に 買わんとぞ思う”」

(ウィキペディアより)

 

『仏の遊び』

【あらすじ】

酔いから醒めたなまぐさ坊主が、必死にお布施を探します。

お布施で吉原へくり出そうというからひどい破戒僧もあったもの。

やっと見つけたお布施は、ふんどしにくるんで、こともあろうに阿弥陀さまの頭の上…

これで吉原へ行けると喜ぶ坊主に、阿弥陀さまが口を開きます。

「たまにはオレも連れていけ」

断る坊主でしたが、阿弥陀さまに連れて行かないと寺を出て行くとまで言われ、

しかたなくふたりで吉原へとくり出します。

ところがこの阿弥陀さまがとんだ遊び人で、踊りは踊る、手相は見るで女の子にモテまくり、

すっかり坊主の影が薄くなってしまいます。

【聴きどころ】

酒は飲む、女郎は買う、刺し身は食うというなまぐさ坊主を叱りつける威厳ある阿弥陀さま。

しかしいざ吉原へくり出してみれば、立場はがらっと入れ替わります。

天女相手に遊びなれた阿弥陀さまは、たいそうなモテぶりを発揮して、

しかもずいぶん軽いキャラへと大変身。

対する坊主はすっかり振られて意気消沈。

なまぐさ坊主の上を行くことで、阿弥陀さまのスケールの大きい遊び人ぶりが際立っています。

(仏の遊び 落語 柳家喜多八の詳細 落語の蔵)

 

『帰り車』

この噺だけは、インターネットで調べても解らなかったよ

おぼろげながら、あらすじは…

車屋さんが家に帰ろうとしてたところ、饅頭屋の主人にとある店までと頼まれる。

そのお店の娘が婚礼の饅頭を葬式饅頭と間違えて渡してしまったとのこと。

伏見の饅頭屋に無事に送り届けたのもつかの間、そのお店の奉公人の娘の母親が危篤で、

汽車が出た後だという。今度はもっと遠い丹波の山奥へ…

青息吐息で到着すると、娘に逢えた母親は持ち直す。

お礼もソコソコに今度は母親を見立てた医者を送ってくれと言われ、

もっと遠い舞鶴へ…

車屋の限界ギリッギリの走りは続き、ようやく到着。

と、思いきや、『帰り車で、友達を送ってくれ。』との依頼。

その友達とは『ゴルバチョフさん。』ってのがオチ。

妹よ、間違ってたらコメントしてね

地名の距離感がピンと来ないのと、ゴルバチョフって古いよね。

 

律儀な妹が、コメントで指摘してくれました

ちゃんと直したからね



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あい)
2013-06-21 22:30:34
私も詳細は忘れていたので、ネットで調べてみました
饅頭を届けた先の伏見から丹波に、守奉公の女の子を送り、
その後、丹波から舞鶴の医者の家まで行く部分が抜けております
ちなみに、伏見から丹波までは直線距離で約31キロ、
丹波から舞鶴までは直線距離で約41キロだそうです
冒頭で、饅頭を届けるも2度行き違いになったのを含めると、
最終的に一体何キロ走ったのやら・・・
返信する
あいさん、ありがとう (おはつ)
2013-06-22 08:12:20
頼りになる妹を持ってシアワセです

そうか、直線距離で31キロなら、山道だったら…

雀三郎さんの汗だくの熱演、今更ながらに拍手ですね
返信する

コメントを投稿