らんまりのラクガキ。。。
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単心室症
手術歴・治療経過についての
詳しい内容は
コチラママンのラクガキ。。。
7月24日術後13日目。
今日面会にいくと
看護師さんが
「ごはんいらないって言って泣いてまして。」
と言っていた。
「旺ちゃん♪」
と声をかけると旺ちゃんが
ぱぁぁぁっと笑って踊りだした
最初の方で
「上手～旺ちゃ～ん
」
っていうあたし
オネェ～みたいや
あたしにしか笑わない旺ちゃんとか。。。
ヤベェ
可愛いやんけ
つか旺ちゃんやっとあたしの存在の大切さに
気付いたか
こ～ゆ～状況にならないと気付かない
あたしの存在って
普段からあたしの扱いが雑なんよ
今じゃママにベッタリ
ママにゾッコンLoveな旺ちゃん。
遠距離恋愛中みたいな2人になってマス
チャリで片道15分で通える距離でも
遠距離
昨日のドレーン量128mlと
また増えてはいるが
利尿剤のサムスカが効いているらしく
引けてきているので
もうひと踏ん張りってとこかな。
WBCやCRPも落ち着いているみたいだし。
笑えるし踊れるし
ただ喉はかなり渇くみたいで
旺ちゃんシリンジLOVE状態。
ダイソン化してた
看護師さんからもぎ取るように
ブン取って
あっちゅ～まに吸い込む。
シリンジの押し子いらず
そして催促。
飲んで踊ってとなりの女の子を見て
うっとり
「カワイイ～
」
とか言ってる
そうこうしてたら
あっという間に
面会時間終了時間の15時になっていた。
そっとカバンを持ってコソ泥のようにして
帰ろうとしたらすぐにバレて
旺ちゃんが大きな声で泣きだした。
すると看護師さんがやってきて
「ママの姿が見えなくなると
泣きだしてトリクロを入れたんですけど
寝付くまでいてもらってもよろしいですか？」って。
面会時間過ぎてても
かまわないのでということで
延長
あたしが戻るとすぐに泣きやんで
ニタニタして笑う。
あたしがいないとダメな男になってやがる
それは心底うれしいが
泣かないでほしい
旺ちゃんがあたしに向かって
「スワリ～」っていう
帰りそうな空気をだすと
「スワリ～」って連呼して
椅子に座るよう命令するようになった。
しばらくすると目がトロンとしてきたけど
眠ってしまうとあたしが帰っちゃうと
悟っているのか目をこじ開けようと必死
いや無駄なところで闘うな寝れ
って感じだったんだけど16時になっても
寝ようとしない
なんとなくお腹が気持ち悪いのかなと思い
浣腸をしてもらったら
なかなかてんこ盛りにでた
外科の先生が来て
「あれ？まだ面会？
そうかぁ～ママがいると落ち着いてるね～。
ドレーンもって病棟上がることも
考えた方がよさそうやね～。」って。
確かに。
必要ない鎮静をかけてることも多いはず。
それからしばらくすると
眠気が襲ってきたのか
目が意思に反して閉じてしまうって感じで
ピスタチオになりながら
必死にあたしの手を掴んでくる。
やっと寝たのが
17時前。
夜の面会は早めに来て
ロビーで待ってようと思った。
HCUを出て時間外入口から帰る。
一歩病院から出ると蒸し暑い。
ぱらりらしながら帰るんだけど
海から流れてくるあの潮風と
アスファルトからてり返す熱気が混じって
生ぬるい潮風が
綿あめみたいに
まとわりついてくる。
サウナの中でエアロバイクこいでるみたい
そんな経験ないけど
でも真っ裸でエアロバイク。。。
しかもこのあたしの体で。。。
とかって想像しちゃって
ペダルを踏み込む力が抜ける
ぱらりら中のあたしの頭の中は
『パンイチになりたい
』一色
季節にも恵まれた。
あんな泣かれて帰らないといけなくて
これがもしも冬なら
切なさを引きずって帰ってるところだ。
こんな暑さの中だと切なさも蒸発する。
こんなに毎日ぱらりらして日にも焼けて
汗かいてるのに一向に痩せる気配がないという
ママンのまあるい体のナゾ。。。
ただの黒豚
帰りついて玄関を開ける。
冷気に包まれる瞬間最高
スター性のゼロのアラサー黒豚ちゃん
ひろみ郷バリのジャケットプレイさながらに
脱ぐっっっ
解き放たれた黒豚ちゃん
癖になりそうこの解放感
まっその30分後にはまた
ぱらりらして病院行ったけど
夜もあたしが帰るときに泣いてたな旺ちゃん。
でもきっともうあとちょっとしたら
一緒にいれるからね
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