図書館を題材にした数少ない小説。ヤングアダルト系の読み物です。
基本的人権としての「知る自由」を保障するため、情報の提供を最も重要な任務とし、検閲による表現の自由が妨げられる場合、武力を行使してでも守り抜くという、図書館司書像を大胆に描いた作品です。
そうは言ってもストーリーはトントンとリズミカルに進み、気軽に楽しく読めるところがなかなかよくできた作品だと思います。
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