昨日試合前日の記者会見があったようですが、早速大分は“宮本武蔵”で対応したようですね。(遅刻です)
まずはその模様の写真から。


そして、その内容が既にJ’sGOALから出ていますので、載せておきます。(ただし、千葉は省略)
★【J1昇格プレーオフ:決勝 大分 vs 千葉】前日会見での大分 田坂監督、森島選手コメント(12.11.22)
11月23日(金)J1昇格プレーオフ 決勝 大分 vs 千葉(13:00KICK OFF/国立)
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●田坂和昭監督(大分):
「この大会がJリーグにとって初めての大会になるわけですが、年間順位が6位という一番下のところからギリギリ参加することができ、何とか準決勝を立ち上がって明日の決勝戦に進出することができました。
我々にとって明日は今シーズン最後の試合。選手にも話したのですが、この一戦が大きなウエイトをしめる。決勝という名は付いていますが、勝てばJ2の6位がJ1に昇格できるメリットがあるが、負ければただの6位。この一戦がチームにとっても、大分のサポーターにとっても大事な試合になるので、なんとしてでもチームの力を結集して勝ちたいと思っています」
Q:明日対戦する千葉をどう分析していますか?
「リーグ戦では1勝1敗ですが、千葉は個々の能力が高く、攻守のバランスが取れているという印象。ディフェンスラインで言えば、竹内、山口を中心にラインコントロールをしているし、ダブルボランチのふたりの佐藤がチームの核になっています。それと終盤のチームの飛躍を担ったのは藤田、兵働であったりとタレントが揃っているなと。サブも個性のあるメンバーですし、相手にとって不足はない。実力のあるチームだと思います。
ただ、選手にも言っていますが、サッカーは何が起きるか分からないし、上手いチームが勝つのではなく、強いチームが勝つ。今季、我々は技術、戦術、フィジカルを鍛えてきたが、我々がここまで来れたのは強い気持ちがあったからという部分が大きい。
明日はリーグ戦とは違い一発勝負で、レギュレーションからいっても我々は点を取って勝たなければいけない。千葉の攻略法は選手に伝えているし、大分らしいサッカーで、バランスのとれた千葉を倒したいと思います」
Q:勝つためのカギになることと、カギになるプレーは?
「一発勝負で、カップ戦とも違う。引き分けも延長もない。点を取らなければウチは勝てない。時間や流れを見ながら戦略は変えていかなければいけないと思っているし、準備はしています。
互いにサイド攻撃がウリですが、それが思うように出るかといえば分からない。この試合に懸ける思いが強い分、どうしても消し合ってしまうから、どこのポイントが攻略でき、突いていけばいいか考えたい。そして選手交代も含めて、状況を見ていきたいと思います」
Q:準決勝で森島選手をプレスキッカーにしたような秘策はあるのでしょうか?
「今は言えませんが、考えていることはあります。モリシ(森島)をキッカーにしたのはプレーオフのために隠していたし、この短期決戦で、ひとつやふたる、それ以上の策を持っていないと勝てないと思っていました。そのなかのアイテムとして、モリシのキッカーがありました。昨季の湘南戦でキッカーをさせたことがありますが上手くいきませんでした。でも前回の試合で、なぜモリシをキッカーにしたかといえば、中で点が取れないからです(笑)。
僕が率いてからこれまでCKからの得点は1点だったんですけど、彼のキックの精度、スピード、コントロールはウチのなかで一番高い。彼には『ドログバでもセットプレーを蹴る』と話してFKを蹴らせました。案の定CKは失敗しましたけど。FKの作戦は成功したと思っています。4点は出来過ぎですが、彼自身リーグ戦終盤から自分のやるべき仕事を明確にできているので、明日も期待したいです」
Q:昇格プレーオフで6位だったチームが昇格のチャンスを得られましたが、このシステムをどう思っていますか?
「プレーオフを導入したことで我々指導者も選手もモチベーション高く保て、まんまとJリーグの策にはまったなと思っています(笑)。観客動員も終盤になって増えたし、J2にとってはいい制度だと思います。3位のチームには申し訳ないですが、我々6位のチームに可能性があるというのは、今後のJ2にとっても活性化されると思うし、率直に言ってプレーオフ制度というのはやり甲斐があります。
そのなかでクラブライセンス制度というのが多々出てきますが、我々は今シーズン、サポーターであったり、行政、経済界の支援を得て、こういう場に立てている。この制度のおかげでチームが街と一体になれたので、ありがたく思っています。トリニータに関心を持ってもらえたし、この制度の効果は図りきれないと思います」
●森島康仁選手(大分):
「明日に向けていい準備ができました。僕たちは失うものがないですが、勝たないと何も残らない。勝てば自分たちの人生も変わるし、今までの支援金の意味が明確になるので、まずは大分県民のために、そして支えてくれた方々のために、しっかり頑張りたいと思います」
Q:京都戦で4得点し、明日の試合に臨みますが、今の心境は?
「数字じゃない、勝てばいい。目立つことは昔いっぱいしたんで、とにかくチームが勝つことを優先したいです。千葉は僕だけを消してくるとは思っていないし、逆に対森島になってくれたら他の選手が空くので、考え方を変えればいいだけなので、イライラせずしっかりチャンスも狙いたいです。いいパスが来ると思いますよ」
Q:明日は2008年にヤマザキナビスコカップを制した国立です。あらためて今の心境は?
「2008年の山崎ナビスコカップ優勝からどん底に下がり、自分としても不遇の時間を過ごしたので、明日の試合は思い入れのある試合になります。先ほども言ったけど大分県民のために頑張るだけです。向こうより僕らは背負っているものが大きいので、勝つしかない。いい練習もしてきたし、勝てる確信はあります」
以上
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◆J1目指し千葉と大分が意気込み…プレーオフ決勝 報知新聞
J1昇格の最後の1枠を争うプレーオフ決勝は23日午後1時から東京・国立競技場で行われ、今季J2で5位の千葉と6位の大分がともに4季ぶりの復帰を目指して対戦する。22日は両チームの監督らが東京都内で記者会見し、千葉の木山監督は「チームの状態は非常にいい。一つになって、J1に戻る切符をつかみたい」と自信を示した。
規定で、引き分けならリーグ戦上位の千葉が昇格する。大分の田坂監督は「勝たなければならない。力を結集して千葉を倒す」と意気込んだ。
今季リーグでの対戦は5月にアウェーの千葉が2―0で快勝し、10月には敵地で臨んだ大分がエースの森島の2得点で2―1と逆転勝ちした。京都との準決勝で4得点した森島は「チームが勝つことだけを考えたい」と話し、千葉の佐藤勇は「森島選手にいいボールが出ないようにしっかりやりたい」と警戒心を口にした。
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そして、国立に向けて各地から駆けつけています。【掲示板より】
凄いですね~。大分トリニータパワー!!!
現地の方々へ:雨で天候が悪そうですが風邪など引かないようにしてください。そして元気に応援してください。健闘を祈ります。
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