DFの安定は重要課題である。
過去のJ1時代に強かった時はDFが年間最小失点で抑えた。
これと相反して得点力は良くなく、引分が多かった。
しかし、DFがしっかりとしていることは、チームとして何点取れば勝てるかにつながり、安心してみていれる部分である。
今年の補強ではDFの充実が著しい。
今日紹介する高木、辻尾の両選手とも豊富な経験を持ち安心していれる選手である。
今年の順位に直結しそうな二人だが、活躍を期待したい。
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【トリニータ】新戦力 DF高木、DF辻尾 大分合同新聞
[2013年02月18日 10:16]
(左)安定した守備をベースに攻撃の起点を目指す高木和道(右)監督は清水時代の恩師で、“田坂チルドレン”の一人の辻尾真二
【DF高木和道(背番号18)】経験豊富な攻守の要
プロ生活14年目を迎え、J1リーグ戦231試合出場とチーム一の経験を誇る。「試合の流れ、相手の穴や得意な攻め方を見抜き、仲間に伝えたい」とチームのけん引役を自覚している。
CBで攻守の要になる選手。「奪うよりもボールを前に戻すことを心掛けている」と、安定した守備をベースに攻撃の起点を目指している。
「(大分は)とにかく走って戦い抜く印象が強いが、昨季は夏場に走れない時期もあった」と指摘し、「そこをどうしていくか知恵を出していきたい」と話す。清水時代はサテライトのコーチだった田坂和昭監督の姿を見ていた。「仲間との会話を大事にし、監督の求める戦術の精度を高めたい」と意欲を見せる。
「大分を知りたい」と毎朝欠かさず新聞を読んでおり、ストレッチをしながら目を通すことも。「遊ぶ場所が少ないので体を休ませる時間がたくさん取れる。選手には良い環境です」
たかぎ・かずみち 32歳。滋賀県出身。身長188センチ、体重75キロ。2000~08年は清水、09~11年はG大阪、12年は神戸。元日本代表。
【DF辻尾真二(背番号19)】攻撃的、速さに自信
「練習の雰囲気も良く、田坂和昭監督を中心にまとまっている」と大分の印象を語る。監督は清水時代の恩師で、“田坂チルドレン”の一人。「サッカーのことだけでなく人としても尊敬できる。自分をより成長させ、全てでレベルアップしたい」と燃えている。
U―19(19歳以下)~U―22の各世代で日本代表に選ばれた。抜群の身体能力を生かし、攻撃的なサッカーが得意。
大分に長身選手が増えたことから、「サイドからのクロスが重要になる」と分析。「スピードでは負けない自信がある。自分が前に出てアシストしていければ」と右ウイングバックでの貢献を誓う。
昨季は開幕前のけがが長引き、出場の機会をつかめなかった。「まずは技術も体力も万全の体をつくりたい」。1月の練習試合で相手選手と接触し、調整が続いているが、「先発で試合に出続けたい」と早期回復を目指している。
つじお・しんじ 27歳。大阪府出身。身長181センチ、体重77キロ。2008年から清水に所属し、12年途中から広島に期限付き移籍していた。
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