昨日の夜に行われたブンデスリーグのニュルンベルク対ハノーファーの試合は、日本人選手が清武、金崎、酒井宏と3人も出る凄い試合が行われたようだが、結果は2-2の引分であった。
特に清武は1アシスト、金崎は後半途中の出場だがトリッキーなドリブルを仕掛けるなど、面白いプレーをして同点の起点となった。デビュー戦としてはまずまずの出来だったようだ。
参考サイト:ブンデスリーガ(日本語)サイト
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清武、金崎、酒井宏が共演した試合は土壇場で2-2引き分け
2013年2月18日 1:30
17日に行われたブンデスリーガ第22節のニュルンベルク対ハノーファーは2-2の引き分けに終わった。
ニュルンベルクの清武弘嗣は右サイドハーフで先発フル出場、金崎夢生は63分から出場し、ブンデスリーガデビューを果たしている。一方、ハノーファーの酒井宏樹は右サイドバックで今シーズン3度目の先発出場となった。
前半、押し気味に試合を進めたのはニュルンベルク。右サイドを中心に攻撃を組み立て、セットプレーやクロスボールからチャンスを演出していく。普段よりも高い位置からディフェンスをスタートし、積極的に試合に展開した。
時間帯によってはひたすらボールが空中を飛び交う展開もあったが、20分にはニュルンベルクが決定機を迎える。ペクハルトの中盤でのポストプレーからシモンスがスルーパス。右サイドから中央に向かってディフェンスラインの背後へ飛び出した清武がボールを受け、最終DFを切り返しでかわして最後は左足でシュートを打ったが、惜しくも枠を外した。
前半も徐々に時間が進むにつれて、ハノーファーも攻撃の回数を増やしていく。スタメン出場を果たした酒井宏はオーバーラップから何度か鋭いクロスを送り、自らのストロングポイントをアピール。そして38分、ハノーファーは左サイドからパンダーのFKを、逆サイドから飛び込んだジュルーがねらうが相手GKに阻まれた。
試合を押し返しつつあったハノーファーは41分、ついにゴールをこじ開ける。ピントのパスを中央で受け取ったフシュティが相手DFクローゼを左足の切り返しでかわして突破。最後は右足でシュートを打ち、先制ゴールを挙げた。フシュティの利き足が左足であったため、DFクローゼは右足側を大きく開けていたが、あまりにも極端にワンサイドカットしすぎたため、簡単に突破を許してしまった。また、この場面では酒井宏の果敢なオーバーラップにより、相手の左サイドバック、ピノラが酒井宏に気を取られてクローゼへのカバーリングが遅れたことも付け加えておく。
0-1で後半に臨んだニュルンベルクだったが、53分に得意のセットプレーから同点弾を挙げる。左サイドから清武が蹴ったFKを長身のクローゼがヘディングで流してゴール。この同点シーンだけでなく、清武のキック精度と長身選手をそろえるニュルンベルクは終始、危険なセットプレーをみせていた。
1-1で試合を振り出しに戻すと、63分にニュルンベルクはフランツに代えて金崎夢生を投入。64分には早速、フォイルナーにラストパスを送ってチャンスを演出する。
逆転弾をねらうニュルンベルクだったが、68分、自滅とも言えるミスから再び失点。自陣での清武の軽率なパスミスをアブデラウエに拾われると、折り返しをヤ・コナンに押し込まれ、1-2と再び1点ビハインドを背負ってしまう。
引いて守るハノーファーと、それを突破したいニュルンベルク。しかし、逆にハノーファーも効果的なカウンターから何度も決定機を生み出し、ニュルンベルクにとっては難しい展開となった。
そして1-2のままアディショナルタイムに突入したニュルンベルクだったが、土壇場でチャンスをモノにする。90+2分、右サイドでボールを受けた金崎が1人かわしてシャンドラーへパスを送り、ここからのクロスを途中出場のポルターがニアサイドで合わせて同点ゴール。土壇場で2-2に追いついた。
そして試合はそのまま終了。ニュルンベルクが貴重な勝ち点1を獲得している。
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【関連写真】 サンスポより
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