暫くブログをお休みさせて頂きました、
もっとも危険な状態を脱したようなので、また今日からポツポツ日常を書いて行こうと思います。
取り敢えずは、あまり長い文章は書けないかも知れませんが、リハビリと思って大目に見て下さい。
まずは何が起こったのかご報告致します。
11月初旬、前々回の定期診断翌日、身体にちょっとした違和感を覚えました。
なんか右足が痺れてる・・・
畳の生活をしていた時にはよくあった現象ですが、今の我が家は畳の部屋は客間だけ。
教え子たちの合宿部屋はありますが、日頃の生活では使っていません。
そのうち何とかなるだろうと、その時は後の重大さに全く気が付く事はありませんでした。
ところが、痺れは翌日になっても、その次の日になっても治まるどころか、だんだんと痺れる範囲が広がって行きます。
最初は右足首付近だけだったものが、太もも付近まで痺れ始め、背中、腕、頭まで、ほぼ身体の右半身全てが痺れた状態になりました。
それでも、指は動くし特段の不自由さも感じません。
強いて言うなら、一番最初に痺れた右足首だけがどんどん痺れが強くなっているような気がします。
【危機一髪】
そんな中、いつものように近所のスーパーまで買い物に車を出しました。
車ならほんの5分のスーパーへ向かったのですが、自分の運転に物凄い違和感を感じます。
ブレーキとアクセルの踏みしろがいつもと違うのです。
出るときも止まる時も、車の動きがカクンカクンしています。
これは免許を持っている人なら理解出来ると思うのですが、現在のオートマ限定では無くクラッチ操作をした経験を持つドライバーは運転中に左足を使いません。
今は無くなったクラッチ操作の為に、常に空けてあるのです。
この時は虫の知らせと言うのでしょうか、自宅を出発する時に何故か左足でブレーキを踏む練習を2.3回繰り返しました。
それから5分もしないで目的地のスーパーへ。
駐車スペースは入口付近の一番良い場所が空いています。
そこでは何人かの買い物客が輪を作って話し込んでおりました。
駐車スペースまで5m,ブレーキを踏んだ瞬間です。
背中がシートに押し付けられるほどの急加速。
人の輪に向かって唸りをあげて突っ込む我が愛車。
それに気付いた人達の恐怖に満ちた表情。
この時、自分の右足には全く感覚がありません。
膝から下がどこにあるのか、いや膝から下があるのかすら感覚が無いんです。
その間も加速する車。
明日のニュースはまたしても高齢ドライバー、アクセルとブレーキを踏み間違えると報道されるでしょう。
でも違うんです。
アクセルとブレーキを踏み間違えたのでは無く、言うことを聞かなくなった右足の重みでアクセルを踏んでいたんです。
迫り来る恐怖に満ちた人々、その後ろに並んでいる車たち。
更には眼の前にあるスーパーの入口。
恐らく時間にして0.1秒ほどのことだったと思います。
その時、偶然にも運転前に練習した左足の事を思い出しました。
既に右足がどこにあるのか、何をしているのか確認している暇はありません。
左足をブレーキにに乗せると、思い切り踏み込みました。
間一髪、車は人の輪の1m手前で停車しました。
恐怖から解放されて呆然とする人達に謝罪する自分。
死ぬかと思ったと言われますが、相当の恐怖だったと思います。
それから数秒。
また右足に感覚が戻って来ました。
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