パーマンはそこにいる

私の中でヒーローはずっとパーマンでした。

４才の頃おもちゃのパーマンセットで飛べると思いタンスから飛び降り頭をうち、縫ったぐらい好きでした。


パーマンになれたらなぁ


それから約30年、今私の仕事はというと、ネズミの死骸を埋めたり、年寄りのゴミを出しに行ったり、つまったトイレを直しにいったり、ゴミ屋敷を片付けたり、映らないテレビを見れるようにしたりと実に地味なパーマンみたいなのが仕事です。



ヒーローになるのは難しいんだなぁ。

そういや今度のドラえもんスペシャルでパーマンが出るそうですよ。
見よう

夢の終わり

以前より鹿の置物が欲しかったのですが、嫁の猛反対により叶えられることはありませんでした。

鹿…鹿…と言う日々が続きました。

そんなある日、帰宅して机の上をみると鹿がいました


どうやら先日嫁が晩ご飯を作り忘れたのを反省したせいか、購入してくれていたようでした。(300円相当)

あんなに欲しかった鹿ですが、第一印象は、ただただ気味が悪いもんでした。
僕の現実は夢の終わりにあり、キモチワルイのでした。

瞬間、心、重ねて

うちの猫はシンクロしてるなぁ




イスラフェルもビックリですわ
知らない人はいないと思いますが、皆さんご存知蹴られてる子がイスラフェルさんです。
この子、この後爆発します。

花葬

先日、事務所に一本の電話がありました。
ネズミが死んでいる。こわくて誰も触れないからヨロシク、といった内容でした。
私の仕事が何だったかはさておき、政治的な理由も手伝ってとりあえず行く羽目に。
ミッキーのＴシャツはみんな着るのにという葛藤もありましたが気がつくと家の前に来ていました。


故ネズミはゴキブリホイホイみたいな中におり、私はとりあえずどう処分しようか途方に暮れることにしました。

生ゴミはなんとなく気の毒なので、火葬か水葬か土葬か鳥葬か…
こうやってみると色んな葬があるんですね。鳥葬は日本では禁止なので迷ったあげく土葬にしました。

そんなわけで穴を堀はじめましたが、掘っている間中
「バラバラに散らばる花びら滴は紅～」という歌が頭から離れませんでした。
こんな歌あったなぁ三枚まとめてリリースだったなぁと懐かしくなりセンチメンタルな気分にふける頃穴は堀り終えネズミは埋まりました。

掘っている中、引くほど蚊に刺されたあとがまだ残っているのが腹立たしい。

十戒

―世の中は張り紙の数だけドラマがある―


世の中は張り紙が満ち溢れています。
それを張るに至った経緯を考えると私は楽しくなるのです。趣味の悪い趣味ですわ。

スーパー編
・桃に傷をいれないで
・おしぼりを持ち帰らないで
・この柱の裏にもレジはあります

団地編
・景色がいいからといってここにたまらないで。
・駐輪禁止!!


従業員編
・目の良いかた募集中
・パソコン使える方募集中
・明瞭な方募集中
・機転のきく方募集中

トイレ編
・引き戸です。
・鼻くそを飛ばすな
・一歩前に出て飛ばせ黄金のシャワー
・小便器で大便するな


トイレに関しては余程頭にきたのか完全に命令になってます。
でもやっぱりダントツで多いのは「家庭ゴミを持ち込まないで」です。
私も昔、いらない雑誌を近所のダイエーにゴミ箱が揺れるほど捨てたことかあります。
それ以来ダイエーのゴミ箱はなくなりました。
ダイエーさん、ごめんなさい。