前回は浴室・洗面所リフォームの内容をご紹介しましたが、
今回は浴室の施工前(before)と施工後(after)を写真をご紹介します。
浴室全体
北西にある既存の浴室。
腰高までは鉄平石、その上と天井は桧で立派なお風呂ですが
窓と換気口だけで換気扇がなく、どうしてもカビが発生してしまいました。
浴室内と浴槽、窓を撤去して
新しい壁と浴槽、洗い場床、窓を設置。
天井と埋め込み式の換気暖房乾燥機を取り付け。
給湯器、換気暖房乾燥機のリモコンもセットし、完成です。
水栓・シャワー
2バルブ式の水栓にシャワーでしたので
お母様をお風呂に入れる時は介助が大変です。
簡単に済ませたい時は座ってシャワーを浴びれるよう
ベンチカウンターをセレクト。
シャワーフックは手すりにもなるスライドバーにスライド可能なフックを取り付け。
シャワーはワンクリックで止めることができるクリックシャワー。
さらにエアインで節水もできます。
水栓はもちろんサーモスタット式混合水栓で温度調節も簡単です。
水栓、浴槽周り
棚がなく、物を置く場所が散らばってしまっていて、
また床は重たい木製スノコやタイルなどお掃除がしにくい浴室でした。
水栓も使いづらい低い位置にありました。
リフォーム後、水栓も目線の高さで使いやすくなりました。
収納棚も取り付けたので、浴槽周りもスッキリ清潔です。
入口ドア
木製で障子がガラスの一枚引き戸。
湿気などで敷居の滑りも悪く、またガラスは転倒などで割れたらとても危険でした。
2枚引き戸を設置し、開口も広くなったので
車椅子のまま入ることも可能になりました。
引手には大きな取っ手がついているので開閉も楽にできます。
入口段差
洗面所から浴室は段差があり、木製のスノコを造作して段差をなくしていましたが
木製だとカビが生えやすく、また重いので掃除が大変でした。
洗面所から洗い場床の段差をなくしました。
床はほっカラリ床にしたので冬でも冷っとせず少し弾力があって
素足に優しい床になりました。
窓
既存の窓は北西に面しているので冬はとても寒かったそうです。
リモデルウインドウにしたのでシステムバスとピッタリ合いました。
ガラスは2重のペアガラスで断熱にもなります。
換気暖房乾燥機と合わせて冬も温かくお風呂に入れるようになりました。
また、ランドリーパイプも取り付けたので
お天気の悪い日でも洗濯物を干しておけるようになりました。
浴槽
手すりを取り付けてありますが、介助しながら浴槽に入れるとなると
身体を支えるところがなく、大人二人でも大変だったそうです。
また24時間風呂でいつでも温かったそうですが
冬は電気代がかなりかかってしまっていたようです。
魔法びん浴槽と断熱風呂蓋で温かいお湯をキープできるので
電気代もかなり節約できることに。
ベンチカウンターから滑るように移動して浴槽に入れば
ご自分で入る時も介助する時も入浴しやすくなりました。
排水も浴槽縁にあるプッシュボタンでラクラクです。
風呂蓋フックもあるので入浴時も蓋をきちんと収納できます。
浴槽内と浴槽横に手すりも取付安全性を確保。
住みながらのリフォームでしたので、どうしてもご不便をおかけすることになってしまいましたが
施工後、97歳のお母さまがご自分一人でお入りになり、
「とても気持ち良かった」と仰って頂きとても嬉しく思いました。
普段は週1回湯船につかっていたそうですが、施工後は週に2度お入り頂けたそうです。
次回は洗面所のリフォームをご紹介いたします。
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