12月24日
オルガ、安らかにお空に旅立ちました。
前日まではちょっとよたよたしている程度だけど、病院に行く程でも無かった。前の夜はずっと私のお布団に入りっぱなしで、30分おき位にお水を飲みに行っていた。
23日の夜ご飯はいつもの様に催促して、普通に完食。2つぶカリカリが残っていたけど。
ベットに足が引っかかって倒れそうなので、ベットの形状を変えてみる。
昨日から寒いので床暖房は昼も付けっぱなしだった。湯たんぽを入れて、フカフカが良いでしょう~と。ペットヒーターは取って、お布団に直接寝かせた。
深夜、ベットに深く横たわったまま、起き上がれない雰囲気。
お水も運んであげた。とても疲れて目も閉じている感じ。
おかしいと思って、明かりはつけたまま、毛布をかけてまた手をつないで寝る。
朝の5時位。
いつもトイレに行く時間だけど、どうも様子が変なので、ペットシートを敷く。
少しおしっこをする。
お水を温めたのを飲ませるけど、ちょっと飲むくらい。
大きく息をハアハアしている。
そんな事は今まで無い。
またお湯を持って行くけど、もう飲もうとしない。
おかしい。
泡みたいなものを出す。
心臓の下に手をおいて鼓動を確認したら、とても不規則になっていた。
もしかして最後の時が来てしまったのか??
6時ちょっと前。夫を起しに行く。
夫の上にのせて、お布団に寝てみる。
代わり無し。
私は10時くらいに出勤しなければならない。
夫は休み。
このままどうすればよいのか??こんな苦しんだオルガを置いて仕事に行かねばならないのか?
とにかくお布団をたたみ、またベットに戻す。
心臓にずっと手を置いて、呼びかけている。
時々、苦しそうにもがくようになる。
心臓が止まりそうにトクトクトーンとなって、大きい声で呼びかけると、またトクトクトクと元に戻る。
それが何度も何度も。
オルガは最後にも必死に私達の呼びかけに答えて、がんばろうと戻って来てくれたんだ。
出勤の時間のギリギリまで見れる様に、とにかく身支度をすませてまた心臓に手を置く。
また泡を出したり、手をのばして苦しそうにしたり、とにかくハアハアしている。
何時間か前は口がギュッと閉じられていてあけられなかったけど、歯茎を見てみたら、すでに真っ白。
先生に危ない時は歯茎が白くなると聞いていたので、もう最後だと覚悟する。
口を水で濡らす。
苦しそうだけど、やっと口をあけて頭を動かし、粘液みたいな物がでる。
ずっと頭を支えてあげていた。
こんなに苦しそうな最後しか見れないのか??
あと数10分で出なければならない。
少し落ち着いて来て、またゆっくり息をして落ち着いて来た。
すこし口を動かして、なにか言いたそうにもしてる。
私は2時から4時までは舞台の本番の仕事がある。
どうしても抜ける事は出来ない。急に変わりを入れらる仕事ではない!
10時10分断腸の思いで、絶対に帰って来るまでがんばっていてと約束をしてお別れをした。
その後、夫がずっと付き添う。
1度位苦しそうにはしたらしいが、ハアハアしている程度。
13時位。グ~と声をだして、少しおしっこをした
その後、うずくまって息が弱く成ってきたらしい。
最後なんだと思ったらしい。
13時半。心臓がゆっくり止まった。
とっても安らかに、最後は苦しむ事無く眠りについた。
夫が私に電話をしてくれたのが45分くらい。
声にならない喚き声の絶叫で留守電が入っていた。
その時は私はすでに楽屋を出て、仕事にかかっていた。
途中も携帯は見ずに、わずかな望みを持っていつもの様に本番を回した。
自分の仕事を済ませて携帯を見たらお知らせが入っていた。
すぐに帰らしてもらう。
18時泣くのを我慢しながら家に帰るとオルガが穏やかに、ふつうに目をキラキラさせて目を開けて待っていた
夫がかわいくいつもの様な形で寝かせてくれたので、まるで生きている様に眠っている。
もう固くはなってしまったけど、まだそんなに冷たくはなっていない。
待っててね!と約束したのに。
でも、私が出る時の苦しさが一番辛そうだったので、その時に居てあげられたから本当に良かった。
出かける前に眠りについてしまったら、その日は1日仕事が出来なかっただろうし、1時半というのも、絶対に居てあげられない時間。
私に1日をきちんと過ごせる様にしてくれたんだな。と思う。
苦しみだした時は居てあげられたし、最後の鼓動の時まで、夫が看取っていたので、本当に良い最後だったと思う。
ずっとずっと、オルガの最後の時を心配していた。
二人とも居ない時だったらどうしよう。仕事だったらどうしよう。
一人で冷たくなっていたらどうしよう。
汚く汚物にまみれた最後になるんじゃないか?
休みが無い時だったらお葬式はどうしたらいいの?
いろいろ心配していた。
まさか公演中とは思っても居なかったけど、突然、綺麗に永遠の眠りについてくれた。
考えられる中では最高の最後だったし、二人に悔いは全く無い。
今日、26日までリビングにいつものように眠っていた。
寒い日が続いているので、お葬式が出来る今日まで姿にはまったく損傷がなくて、ほんとうに良かったと思う。
慈恵院にて火葬。お骨になってリビングに戻ってきた。
2011年12月24日
オルガ 21歳 3ヶ月
ずっと一緒に居てくれてありがとう。
私達にはクリスマスは特別な日になりました。
3回も寝たきりになって見事に復帰したオルガ
もう寝たきりになるのはかわいそうだったし、この1年は大変だったね。
生きて会える事ができなかった私達の5人のあかちゃんの代わりに、オルガががんばって私達のそばに居てくれたんだね
21年間も!
でももう疲れちゃったんだよね。
私はあかちゃんの事でおかしくなっていたけど、今ではすっかり元気になったから、きっとオルガは安心したんだろな。
オルガ、ほんとうにありがとう。
7時42分。最後の写真


オルガ、安らかにお空に旅立ちました。
前日まではちょっとよたよたしている程度だけど、病院に行く程でも無かった。前の夜はずっと私のお布団に入りっぱなしで、30分おき位にお水を飲みに行っていた。
23日の夜ご飯はいつもの様に催促して、普通に完食。2つぶカリカリが残っていたけど。
ベットに足が引っかかって倒れそうなので、ベットの形状を変えてみる。
昨日から寒いので床暖房は昼も付けっぱなしだった。湯たんぽを入れて、フカフカが良いでしょう~と。ペットヒーターは取って、お布団に直接寝かせた。
深夜、ベットに深く横たわったまま、起き上がれない雰囲気。
お水も運んであげた。とても疲れて目も閉じている感じ。
おかしいと思って、明かりはつけたまま、毛布をかけてまた手をつないで寝る。
朝の5時位。
いつもトイレに行く時間だけど、どうも様子が変なので、ペットシートを敷く。
少しおしっこをする。
お水を温めたのを飲ませるけど、ちょっと飲むくらい。
大きく息をハアハアしている。
そんな事は今まで無い。
またお湯を持って行くけど、もう飲もうとしない。
おかしい。
泡みたいなものを出す。
心臓の下に手をおいて鼓動を確認したら、とても不規則になっていた。
もしかして最後の時が来てしまったのか??
6時ちょっと前。夫を起しに行く。
夫の上にのせて、お布団に寝てみる。
代わり無し。
私は10時くらいに出勤しなければならない。
夫は休み。
このままどうすればよいのか??こんな苦しんだオルガを置いて仕事に行かねばならないのか?
とにかくお布団をたたみ、またベットに戻す。
心臓にずっと手を置いて、呼びかけている。
時々、苦しそうにもがくようになる。
心臓が止まりそうにトクトクトーンとなって、大きい声で呼びかけると、またトクトクトクと元に戻る。
それが何度も何度も。
オルガは最後にも必死に私達の呼びかけに答えて、がんばろうと戻って来てくれたんだ。
出勤の時間のギリギリまで見れる様に、とにかく身支度をすませてまた心臓に手を置く。
また泡を出したり、手をのばして苦しそうにしたり、とにかくハアハアしている。
何時間か前は口がギュッと閉じられていてあけられなかったけど、歯茎を見てみたら、すでに真っ白。
先生に危ない時は歯茎が白くなると聞いていたので、もう最後だと覚悟する。
口を水で濡らす。
苦しそうだけど、やっと口をあけて頭を動かし、粘液みたいな物がでる。
ずっと頭を支えてあげていた。
こんなに苦しそうな最後しか見れないのか??
あと数10分で出なければならない。
少し落ち着いて来て、またゆっくり息をして落ち着いて来た。
すこし口を動かして、なにか言いたそうにもしてる。
私は2時から4時までは舞台の本番の仕事がある。
どうしても抜ける事は出来ない。急に変わりを入れらる仕事ではない!
10時10分断腸の思いで、絶対に帰って来るまでがんばっていてと約束をしてお別れをした。
その後、夫がずっと付き添う。
1度位苦しそうにはしたらしいが、ハアハアしている程度。
13時位。グ~と声をだして、少しおしっこをした
その後、うずくまって息が弱く成ってきたらしい。
最後なんだと思ったらしい。
13時半。心臓がゆっくり止まった。
とっても安らかに、最後は苦しむ事無く眠りについた。
夫が私に電話をしてくれたのが45分くらい。
声にならない喚き声の絶叫で留守電が入っていた。
その時は私はすでに楽屋を出て、仕事にかかっていた。
途中も携帯は見ずに、わずかな望みを持っていつもの様に本番を回した。
自分の仕事を済ませて携帯を見たらお知らせが入っていた。
すぐに帰らしてもらう。
18時泣くのを我慢しながら家に帰るとオルガが穏やかに、ふつうに目をキラキラさせて目を開けて待っていた
夫がかわいくいつもの様な形で寝かせてくれたので、まるで生きている様に眠っている。
もう固くはなってしまったけど、まだそんなに冷たくはなっていない。
待っててね!と約束したのに。
でも、私が出る時の苦しさが一番辛そうだったので、その時に居てあげられたから本当に良かった。
出かける前に眠りについてしまったら、その日は1日仕事が出来なかっただろうし、1時半というのも、絶対に居てあげられない時間。
私に1日をきちんと過ごせる様にしてくれたんだな。と思う。
苦しみだした時は居てあげられたし、最後の鼓動の時まで、夫が看取っていたので、本当に良い最後だったと思う。
ずっとずっと、オルガの最後の時を心配していた。
二人とも居ない時だったらどうしよう。仕事だったらどうしよう。
一人で冷たくなっていたらどうしよう。
汚く汚物にまみれた最後になるんじゃないか?
休みが無い時だったらお葬式はどうしたらいいの?
いろいろ心配していた。
まさか公演中とは思っても居なかったけど、突然、綺麗に永遠の眠りについてくれた。
考えられる中では最高の最後だったし、二人に悔いは全く無い。
今日、26日までリビングにいつものように眠っていた。
寒い日が続いているので、お葬式が出来る今日まで姿にはまったく損傷がなくて、ほんとうに良かったと思う。
慈恵院にて火葬。お骨になってリビングに戻ってきた。
2011年12月24日
オルガ 21歳 3ヶ月
ずっと一緒に居てくれてありがとう。
私達にはクリスマスは特別な日になりました。
3回も寝たきりになって見事に復帰したオルガ
もう寝たきりになるのはかわいそうだったし、この1年は大変だったね。
生きて会える事ができなかった私達の5人のあかちゃんの代わりに、オルガががんばって私達のそばに居てくれたんだね
21年間も!
でももう疲れちゃったんだよね。
私はあかちゃんの事でおかしくなっていたけど、今ではすっかり元気になったから、きっとオルガは安心したんだろな。
オルガ、ほんとうにありがとう。
7時42分。最後の写真

