100万回生きたねこ
昨日、この名作絵本が原作のミュージカルが初日を迎えました。
この作品、自分も関わっております。
このブログでは私が大好きな動物の事がメインなので、仕事の事を書いた事がなかったのですが、今回は猫つながりなので特別。
いろんな舞台作品に関わっていますが、今回ほど、作っている時から「凄い!!!」と思った事が無いかもしれません。
イスラエルから来たアブシャロム&インバルのセンスはものすごく素敵な舞台を作ってくれました。
その美術センス&世界感は日本人では到底まねができません。
でも日本人も負けてないです。
脚本も絵本を膨らました素敵なセリフ、そして音楽も素晴らしい。
アブシャロム&インバル二人のシュールな世界をさらに効果的に盛り上げています。
猫の森山未來君は稽古中から天才だな~と誰もが実感し、女の子の満島ひかりちゃんは文句無く可愛い
他の俳優さんたちもみなさんピッタリだし、ダンサーたちもむずかしい踊りを踊りこなしてます。
昨日の初日では、、仕事をやり終え落ち着いて観て、、
最後のシーンではオルガの最後の時を思い出してしまって涙腺のスイッチが入ってしまいました。。
そして、カーテンコールでは。。いろんな事を思って号泣。
以前、インバル達の作品を日本でやった時は観客として、すごいカンパニーだな~~と思って観てました。
まさか自分は関わる事になろうとは思ってもいなかった、、、
今回はこんなに一緒に作る事ができて、、
私、意外とがんばってやって来たんだな~~という達成感が急にこみ上げました。
そして、、もう号泣。。。終演後はアブシャロムとインバルにハグハグしながらなだめられ、、、、さらにはダンサーちゃんたちからもなだめられる号泣っぷりになってしまいました。
いやいや、、どんなに憧れだったカンパニーの仕事をしていても、いまいち実感がしなかったし、~こんな時に感動のスイッチが入るとは思ってもいませんでした。
これもやはり猫=オルガ効果なんでしょうね~。
この作品の素晴らしさももちろんです。
絵本も購入しましたが、改めて見ると絵もほんとうに素敵です。
これを機に、いろいろ自分も見つめ直さなきゃな~と実感しました。
100万回生きたねこのように、、オルガもクピドに生まれ変わって私達の所に来てくれたかな~なんて、勝手に思いたいな。。