奥様は海外添乗員〜メモリアル

沖縄の桜まつり@本部町八重岳

    

お天気に恵まれた今日。まだ満開には早いのはわかっていましたが、今後のスケジュールも考えると今日しかな~い!ってことで行ってまいりましたよ、お花見。ここ沖縄の桜(緋寒桜=ひかんざくら。別名かんひざくら。)は寒くなるのを待って咲くんだそうで、一年のうちで最も寒いこの時季に満開を迎える(本土の感覚からすると)不思議な桜です。

    

よって桜前線は南から北上するのではなく、その逆。そんなわけで今日お出かけしたのは最も早くに開花した(桜まつりが始まった)北部の本部町八重岳です。ただここのところの暖かさで開花は遅れ気味の様子。今日の段階で山頂で5分咲き、中腹~山裾で3分咲きの状況でした。

    

それでもお天気のよい週末とあって、たくさんのマイカー&観光客がやって来てましたよ。桜の並木が続く山間には米語に中国語、韓国語が響き渡り異国情緒もたっぷり(笑)。

    

ところで桜の種類は全くわかりませんが、本土でも見られそうなやわらかいピンク色のもの(この種のものはわずかですが)と

    

桃の花に近いくらい濃いピンク色のもの(圧倒的にこの種が多いです)とが入り混じり、満開の頃はさぞかし綺麗だろうなぁ…と思います。この分だと満開になるのは2月上旬頃でしょうね、きっと?    

    

さて、一週間前に始まった桜まつりの会場は山の中腹の広場です。駐車場に面して屋台がずらりと並んでますよぉ。って、すでに「花より団子」モードです。

    

屋台は想像した通り、いつものボリュームたっぷりメニュー。それにしても…この風景だけ見たら今が1月とは誰も思いませんよね。いい陽気でしたが、さすがに半袖姿には脱帽(汗)。

    

ところで、沖縄では祝事など特別の時にいただくという?やぎ汁の看板を発見。前々から興味はあったんですが、なかなか機会がありませんでしたからね。怖いもの見たさでトライしてみることに。

    

さあ、これがやぎ汁。「食べられるかわからないからちょっとでいいんだけど…」とお願いしたところ、量少なめ→半額(500円)にしてくれました。ついでに臭み消しなのか、よもぎをどっさり入れてくれましたよ。「好みで塩、生姜を入れてね」とやさしいおばぁでした。

           

ではいただきま~す。ちょっと顔が引きつってる気がしますが、留守番隊?まあでもそう臭みはなく、肉自体はとってもやわらかい鶏肉みたいでした。むしろ臭み消しのよもぎのアクの方がきつかったような気がします(汗)。

    

身体がポッポとしたところで再度屋台めぐりへ。と、ちょうど収穫期を迎えてるタンカンが売られてました。オレンジとポンカンのかけ合わせのタンカンは八重岳の東部に位置する伊豆味が本場。見かけはゴツゴツした感じですが、とってもジューシーで美味しいんですよ。桜めぐりのついでにタンカン狩りを楽しむなんてのもいいですね。

           

さらにこれは外せない桜アイス、見つけましたぁ。


    

では、記念すべき沖縄の桜と桜アイスクリンのツーショット♪

           

と、今日はお天気のおかげでひと足早いお花見を楽しめました。ちなみに昨日から今帰仁で、さらに今日から名護でも桜まつりが始まってます。どこも満開まで一週間以上はあるでしょう。これから沖縄にお越しの方は、スケジュールにお花見を加えてみてはいかがでしょうか。本土とはまた違った魅力がありますよ。それにこの周辺には魅力的な食堂やカフェもたくさんありますからねぇ。では私たちもこれからランチへ向かいましょう。

つづく


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