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奥様は海外添乗員〜メモリアル

添乗員の小道具 その3

言わずと知れた蚊取り線香。昔はどこの家でも使ってただろうけど、最近は少ないんでしょうね、きっと でも私この匂いって好きデス。子供の頃を思い出すよね…

で、実はこれも年間通しての必需品。別にアフリカやアマゾンの奥地へ行くわけではありませんよ。私が行くのはたいてい(広い意味での)ヨーロッパの街。???って思うでしょ、いるんです、蚊はどこにでも

誰でも経験あるでしょ。夜中に耳元でぶ~んって夜襲をかけられてひどい目にあったこと。もうそうなると寝てられませ~ん。とは言え夜中にたかが蚊(されど蚊)と追いかけっこする気にはなれないし…

そんな時これさえあれば百人力

外国の蚊と言えども、この蚊取り線香にはいちころよ。でも最後にヤケクソに襲ってくる血の気の多い奴もいるから侮れないけど、特にイタリア野郎は

そう、ヨーロッパって、大きな街中でもあちこちに緑が多いの。ホテルの中庭あたりに蚊の棲家があったりするのね。これは夏に限らず!実は冬にいたりもするから、ホント気が抜けないよ。

ちなみにメジャーな街で蚊との遭遇率が高いのは、やっぱりヴェネチア!ご存知水の都だけど、決して水はきれいではないから奴らには絶好の場所。それとフィレンツェも多い。この街は周りを丘陵部に囲まれていてとっても綺麗 が、しか~し、やっぱり奴らにも絶好の場所。あ~あ… 

でもダントツは、トルコのパムッカレ。ここは石灰棚で知られる所だけど、それを作り出したのは温泉。そうトルコにもがあるのです。もう、言わずもがな、でしょう。ここに泊まる時は、部屋に入った途端、いようといまいと火をつけマス。想像すると怖いんだけど、実は排水溝から部屋に入ってくるみたいなの。窓も締め切っていても現れるんだから、それしか考えられないでしょ?気がついたらってことが多いの。

とにかく眠れる時間はタダでも少ないこの私を起こしてくれるな~とばかりにマッチをする日々が間もなく多くなるでしょう

ところで、マッチの奥にあるのは実は爪楊枝。さすがに狭い部屋に蚊取り線香1巻きは多いから(むせ返ってしまうよ )、細切れにするの。受け皿に拝借している灰皿にそのまま置くとすぐに火が消えるから、この爪楊枝を台座にするとデス。

ただし、部屋を後にする時は綺麗にかたずけましょうね。日本人には違和感なくても、多分部屋を掃除してくれるメイドさんにはビックリかもよ、この独特の匂いは…


オリーブの葉っぱ

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