見出し画像

奥様は海外添乗員〜メモリアル

添乗員の小道具 その2

道具箱にいつもスタンバイしているのがこちら。でも一体これ何って?基本的にはバゲージ(スーツケースなどの荷物)の破損時用グッズ、デス

皆さん、空港の裏側を見たことある?大きなハブ空港(ロンドンのヒースローやパリのシャルル・ド・ゴールあたり)で飛行機を乗り継ぐ機会があったら、多分バスでターミナル移動中、荷物仕分け所?の前を通るはずだから、ポ~っとしていないで注意深く見てみて。空港の荷物担当スタッフの作業現場を見ることができるから。とにかくたくさんの荷物、ひとつひとつ丁寧に扱ってくれてると思う?

それはもう勢いよくボンボン投げてますって。ハッキリ言って”われもの注意”のステッカーなんて貼ったところで見てませ~ん。そんな余裕ないからね。

あるいは空港到着時、よっぽどお安い学生ツアーでない限り?荷物は空港のポーター(荷物を運んでくれる職業の人)が集めてくれるの。びっくりしたことないですか~?40人分のスーツケースをほとんど投げるように大きなカートに積み重ねていく姿に。お~って感じよね。でももしその1番下に自分のスーツケースがあったりしたらちょっと

しかもバスに運ぶ途中今度は1番上のスーツケースがズズ…なんて落ちてきたり

とにかく私たちの荷物は常にそんなある意味厳しい環境の中で旅をしてるってことデス。だから途中で使い物にならないようなケガをすることだって、ね。

そんな非常時用グッズがこれ。スーツケースが歪んで閉まらなくなってしまうことって、以外と多い。日本人御用達の スーツケース用”ベルト”は海外ではほとんどお目にかかれないよ。外国人って使いませんから、ああいう物(と言うか、そもそもハードケースは使わないからね、あんまり…)。最近イタリアでは日本人専用?土産物屋で置くとこも出てるけど。

まず歪んでしまって、閉まらないってのはもう諦めてもらった方がいいけど、何とか持ちそう?っていう時にはまず黄色の補強ベルトでギュっとしめておけば大丈夫。さらに運んでいる途中開いてしまわないようにナイロンヒモでグルグル巻きに。あるいは角がパッカリ割れてしまったような場合にはガムテープ(1巻はあまりにも大きいし重いから、厚紙を芯にしてグルグル巻いておくといいよ。 )で補強。これで日本への帰国まで何とかなるってもんデス。

ナイロンヒモやガムテープはそれ以外の用途にも結構使えて便利ものだよ。でもね、ツアーに参加するよい子の諸君、何度も言うけどこれって会社の支給品ではありませんから・・・用が足りたら返してくださ~い、お願いよ。



オリーブの葉っぱ

最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
2023年
人気記事