実のところ2~3月にかけての忙しさに加え、トラブル続きの旅にさすがに老体が息を切らしてたものだから、後記も花粉症にかこつけてお休みしちゃおうと思っていたんだけど。「やっぱり旅ブログである以上、食・食・犬の繰り返しじゃ~ねぇ。」とは留守番隊談。うむ、確かにね。でも写真も中途半端なものしかないのよね。えっ、それでもいいって?
そんなわけで、撮ってきてた写真を集めて各国の春らしい風景をご紹介することに。そんな第1弾はドイツ。春夏秋冬の季節感の演出にかけては天才的な国。さりげなく飾られた街角のショーウインドウや民家の窓辺をのぞき込むのがどこの国よりも楽しい。まだまだ寒かったこの3月上旬、それでもイースターを待ち焦がれる思い(=春を待ち焦がれるってこと)がうかがえ、気持ちだけは暖かくなれたもの。
今年は例年に比べて早くやって来たイースター(移動祝祭日なので毎年日が変わる。ちなみに異なる暦を使用しているギリシャ正教会では来月4月27日)。だから北国ドイツではまだまだ春は遠いぞ、という感もあったけど。寒ければ寒いほど春を待ち望む気持ちも強くなるってものだろうか。
この時季に必ずお目見えするカラフルなイースター・エッグ、春を呼ぶうさぎなど、生命の誕生や再生を意味する飾り物たち。みな同じようでいて少しずつ違うからウインドウをのぞきながら歩くだけであっという間に時間が経ってしまう。ところで今回見つけたお気に入りは、うさぎの好物「にんじん」。へぇ~、こんなものまで!あまりのかわいらしさに加え、芸の細やかさに思わずひとり感嘆の声を漏らしてしまったのはこの私。侮れないぞ、ドイツ…
写真:ローテンブルグのカフェ(上段)とハイデルベルグの雑貨ショップ(下段)にて
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