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奥様は海外添乗員〜メモリアル

シビック・デーのナイアガラで

トロントから走ること1時間半。長閑な住宅街が続いてると思えば、突然高層のホテルやらカジノ、さらにアメリカチックなショップが林立する街が現れる。ナイアガラを初めて訪れる人はきっと驚くだろう。こんな街のど真ん中にあの有名な世界3大瀑布のひとつ、ナイアガラの滝があるなんて。日本で滝といえば普通山や鬱蒼とした森の中だものね。

ようやく到着したホテルはそんなナイアガラのカナダ滝の目の前。いつの時にも何ら変わることなく水しぶきをあげて流れ落ちる滝が部屋の窓からよ~く見える。シビック・デーという祝日の今日、平日ながら近隣からの観光客も多いとみえて滝に沿った遊歩道にもたくさんの人の姿。いつもなら明日からに備えてさっさと寝るところだけど、今日は日曜日と祝日だけのイベント、花火の打ち上げがあるらしい。

と聞いたら、こりゃ~寝てる場合じゃない。ってことで花火鑑賞に備えて酒盛りの準備?何しろここカナダは(州にもよるけど)アルコールは政府認可のリカーショップでしか買えない。でなければレストランへ行くかルームサービスを利用するか、だ。残念ながら決して裕福でない者はどうしたらいいかと言うと…登場するのはいつもわが家で飲んでるドラフトワン♪

実はナイアガラの街中にはたった1件しかないのよ、リカーショップ。しかも今回のホテルからは遠い。そんな時のためにはるばる日本から持参したってわけでして。ちなみにカナダのホテルには冷蔵庫はない代わり製氷機はたいていあるからね。こんな風に氷漬けにしておけばあっという間にヒエヒエのビールが出来上がるのよ。と、こんな知恵ばっかりつけちゃってもねぇ(汗)…


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