長く感じた旅もそろそろ終盤戦。ここオーストリアで列車に乗るのもずいぶん久しぶりな気がしますが、今回はグラーツから最後の街となるウィーンまで約2時間半の旅を楽しみます。個人ならまだしもグループで列車に乗るとなると煩わしいのが大きな荷物ですが、今回は一緒に旅して来たバスが荷物だけは運んでくれるのでとっても身軽。朝早く荷物だけ積んでひと足先にウィーンへと出発するバスを見送り、ホテル前の真新しいグラーツ駅から列車に乗り込みます。定刻より3分ほど遅れて入線して来た列車は私たちが乗り込むと同時に音もなく出発。毎度のことながら、全員乗ったのかとヒヤヒヤものです(汗)。
さて、グラーツからウィーンへのアルプス越えの路線は難所であったセメリンク峠の開通によってようやく結ばれたもので、ミュルツツーシュラークとグロックニッツ間が世界遺産に登録されています。山々の合間を縫うように走る列車は多くの石橋を渡りトンネルを抜け、派手な見所はないながらそれが逆に旅情を誘ってくれるような気がします。それでは列車の揺れに身をまかせ、しばしコーヒータイムといきましょう♪
← オーストリア列車の旅にポチしてね。
← 留守番隊のホームページ「Olive-Leaf」も見てね。
← お見積もり依頼はこちらから
最近の「添乗日記」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2022年
人気記事