奥様は海外添乗員〜メモリアル

添乗後記~もうひとつのローマ

          

街中のいたるところに2,000年も昔の遺跡が当たり前のようにゴロゴロと存在しながらもそのすぐ横で今のイタリアが動いているという、まさに永遠の都ローマ。そんな古めかしさを感じさせるこの街の中でもちょっぴりハイソな雰囲気を持つ場所がここベネト通り。プラタナス並木が美しいこの通りに入ったとたんそれまでの埃っぽさを一瞬にして忘れさせてくれる貴重な場所だ。

          

高級ホテルが立ち並ぶこの一角は各国の大使館とも隣接。重々しさこそないけれど、ローマとしては珍しい燐とした雰囲気を漂わせてる。他のローマの顔を知ってるからこそ味わえる別の顔ともいえる。ちなみにこの通りの中心で「私が主役!」とばかりに建ってるのが、各国からの来賓を迎えるホテル・エクセルシオール。映画【アマルフィ】の後半に出てくる日本大使館でのパーティーシーンはこのホテル内で撮影されたとか。

    

映画といえばこの通りにあるカフェ・ド・パリが舞台となった【甘い生活】も忘れられない。【ローマの休日】同様に古いこのモノクロ映画がこの街を世界に紹介することになったことも間違いない。それにしてもLa Dolce Vitaとは、なんとイタリアらしい題目!

          

洒落たカフェは今やローマでも有名店。もし時間が許せばちょっぴりおすまし顔で道行く人を眺めながらカフェでもいただきたい。

          

そう、できれば夕暮れ時までゆっくりと。だってほら、オレンジ色のあかりが灯ったベネト通りはまた別の顔。夕暮れが日増しに早くなるこれからのシーズンなら、食事前のアペリティーボ(食前酒)でもいただきながらゆっくりと過ごすのもオツ♪


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