奥様は海外添乗員〜メモリアル

マイスタートゥルンクの郷

    

城壁を繋ぐ城門のひとつをくぐり、ローテンブルグの旧市街に入ると、いつにも増して物凄い人、人、人。いつもとは違う雰囲気に?って思ってたら、街の中心であるマルクト広場には昔ながらの衣装を着た人々の姿。またまた?って思ってたら…

いきなりドカン、ドカンと花火のような音にびっくり。こりゃ~収穫祭かなにかかな?って思ってら、なんとマイスタートゥルンク祭だった。

    

マイスタートゥルンクとは…30年戦争の際、プロテスタント側についたこの街はカトリック軍に攻め込まれた。そんな時、カトリック側のティリー将軍のすすめで当時のヌッシュ市長が3.25リットルものフランケンワインの一気飲みを果たし、この街を救った、って史実に基づいたお話。

おかげで中世の街並を今に残すこの街は、中世の宝石箱と呼ばれドイツ国内でもとりわけ人気がある。そんな街の中心、マルクト広場でこの史実に基づいた市民総出の史劇が行われてたらしい。

    

と、突然、中世の時代の衣装を着込んだ子供たちに「祭の特製バッジを1ユーロで買ってぇ!」とせがまれた。さすがの私もこの突然の奇襲攻撃には負けた…


オリーブの葉っぱ

←いつも応援してくれてありがとぉ旅行中にお祭りに出会うと何か得をした気分になれるよね。

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