奥様は海外添乗員〜メモリアル

まぶしいローマの朝

          

パリでの乗り継ぎ時、ヨーロッパ線の多くが発着するターミナル内はまだまだバカンスモード。これから各国へ出かけるというよりは、むしろここパリでバカンスを楽しんだ帰国組が多いとみた。どこか遊び疲れたような旅人はそれでも楽しかったたくさんの思い出を胸に家路に着くことだろう。そうそう、楽しみにしてたラデュレのショップは相変わらずの大人気。私たちと同じ便でローマへ戻るらしいイタリア人で小さなショップ内は大にぎわい。さすがにオシャレに敏感な若い女性たちのお気に召されているらしい。

そんな彼女たちとともにローマへ向かう機上の人となり、案の上にぎやかなうちに到着したローマ。迎えてくれたイタリア人アシスタントに「お帰りなさい」と声をかけられ、なんとなくジ~ンとする。「あぁ、イタリアに帰って来たんだ」という思いにさせてくれるそんなひと言に。なかなか出てこない荷物を待ちながら、それでもイタリアは久しぶりだし、聞けることは聞いておかなきゃとすぐに仕事モードの私はたて続けに質問攻め。そんな私に彼は「ローマはなにも変わっていないよ」と。思わず苦笑い。そう、この街永遠の都ローマはこの先もずっと変わることはないのかも知れないな。いい意味でも悪い意味でも?

まだバカンスから住人が戻りきらないローマの街は車も少ない。それでも月曜日の今日、朝一番のニュースでは高速道路のとんでもない渋滞が報道されててそろそろ迎えるバカンスシーズンの終わりを感じさせる。遊び疲れたローマっ子たちの面倒くさそうに仕事する顔があっちでもこっちでも見られる、添乗員泣かせのシーズンでもある(汗)。

写真はサン・ピエトロ広場を取り囲む4列の円柱が1本に重なって見えるポイント



みなさんからのコメントはいつも楽しく読ませていただいています。ただ諸々の理由によりこの年明けからコメントへのお返しはしていませんのでどうぞご了承下さい。また旅関係のご質問やリクエストに関しては、できるだけ今後のブログ上に反映させていきたいと思っています。

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