
古代にはユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)に花の女神フローラの街と名づけられ、中世の時代にはメディチ家によって統治されルネッサンスを花咲かせた美しい街フィレンツェ。そんな街の今も昔も政治の中心であるのがヴェッキオ宮殿(メディチ家統治時代の宮殿は現在もフィレンツェ市庁舎として現役)の建つここシニョーリア広場だ。

ちなみに現在は観光客が必ず立ち寄る場所でいつだって混んではいるんだけど、おや、この宮殿前に設けられた特設舞台は?と、突然地元の子供たちの歌声が響き出し…

あっちからこっちから姿を現すかわいらしいお姫様たち。どうやらここフェレンツェでもカーニバルの催しがあるらしい。

と、今度は街のメインストリートを通るパレード隊がこの広場に到着だ。思いがけないハプニングに祭り好きの私は狂喜乱舞。では、フィレンツェからもらったビッグ・サプライズのひとこまをフラッシュでどうぞ。












中世の時代の面影をそのままにとどめるこんな街でのカーニバルに特別な舞台なんていらないね。それにしてもこの日のために着飾った子供たちのキラキラ輝く目が印象的だった。幼くしてすでにこの美しく歴史ある街に住んでるっていう自負みたいなものさえ感じられるような…







