でも実はいやな予感はあったのよ。まだまだついこの間のように思える前回のツアーでやっぱり荷物が出て来なかった時と同じターンテーブルだったから。しかもすぐ隣にあるトイレにしても、その時と入った場所が一緒。なぜわかったかって?だって鍵が壊れてたから。そこでハッとした…もしやって。
まったくこれは偶然なのか。結局2つの荷物が届かない(ちなみに私のおんぼろスーツケースはしっかり言い付けを守ったけど)。いづれにしても深夜の空港で手続き待ちに1時間を要し、ようやくホテルに着けば夜中の1時半!部屋に入って報告書を書きながら開けた冷蔵庫からはムッとした熱気が。我慢しきれずにロビーのバーに降りて行ったらさすがにもう後かたずけ中。
なによなによ、こんな思いをしながら冷たいビールの一杯も飲めないなんてぇ!ってなわけで、この仕事を始めて以来初のルームサービスを頼んだ。もちろんビール1本だけなんだけど、受話器に向かって叫んじゃった。ムイト・ムイト・フリオ・ファシュファボール!(とびきり冷たいやつお願いね)って。
それにしても、夜中のルームサービスでビール1本が300円しないんだから、まだまだポルトガルってかわいいとこなんだけどなぁ。あぁぁぁぁ…
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ポルトガルのターンテーブルと相性が悪い添乗員さんにクリックしてね。
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