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那覇からの便は予定通り羽田に到着。今日はお天気がよかったので、窓から眺める沖縄近郊の綺麗な海を充分堪能できました。たくさんの珊瑚や生き物が生息するこれだけ綺麗な海をあらたに埋め立てようだなんて気違い沙汰ですよ、ホント。と、ガラガラの機内でひとり息張ってたら急に睡魔に襲われ、あとはグ~スカ。 のんきなもんです。
それにしても羽田の寒さにはかなりシビレました。寒いことはもちろんわかっちゃいましたしそれなりに厚着はして来たつもりですが、何しろ半袖のTシャツが普段着でしたからね。でもふと一ヶ月前にここから旅発った時の冷たい空気を思い出して懐かしくさえ思えました。もうずいぶん昔のようでもあり、ついこの間のことのようでもあり…不思議な気分です。
それでも実家に来るとここは別世界。時間はあまり関係ないような?家族ってそんなものなんですね。空白もすぐに埋めてくれるだけの包容力があるというか?でも同時に感じるのはここは「実家」であって「わが家」ではないということ。この感覚もまた不思議なものです。到着したばかりなのに、もう遠く離れた「わが家」を恋しく思ってしまうんですから。
ところで実家に来ることはあっても泊まることはあまりなかったので、みんなで夜の食卓を囲むのは当然久しぶりです。そんなわけでいきなり私を驚かせてくれたのはわが実家の食卓にはニャンコの席があるってこと。写真の主は以前ご紹介した娘のシロです。ただ食卓に並ぶ料理に手をのばすようなことはないんですけどね。家族の一員という意識があるのか、食卓に向かってただみなが食事するのを眺めてます。ちなみに母親のキナコは人間の食卓には興味がないようで、ハウスの中ですでに丸まってますけど。
実家もしばらく離れるといろんなことが変わっているものです。何も変わっているはずがないと思うのは自分の思い過ごしか、あるいは希望か?幼い頃とは明らかに違う自分と両親、兄弟がそこにいます。…と、そろそろ今夜の寝床を作りましょう。寒いから部屋にヒーターも入れておかないと!
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