15世紀からはじまったとされるここドレスデンのクリスマスマーケットはドイツでも最古の歴史を誇るもの。特に旧市街の中心となるアルトマルクト広場で開かれるマーケットは市内でももっとも規模が大きく、夕刻ともなると大変なにぎわいを見せる。
ドレスデンの位置するザクセン州でよく見られるクリスマスピラミッドは、この街のマーケットの顔でもある。ロウソクにともされた灯が起こす風によってプロペラが廻り、その反動で下に飾られた人形たちもクルクル廻るというもの。ちなみにここドレスデンのものは世界最大規模(ギネスブックにも掲載)だとか。
とはいえ想像するほどの華やかさはなく、他の街でも見られるオレンジ色のほのかな灯かりに包まれたクリスマスマーケット。東ドイツ特有の静けさが逆に親近感を持たせてくれて、個人的には大好き。
飾り物を売る屋台にも、この地方でよく飾られる半円形のロウソク立てや流れ星を意味する星型のオーナメントがたくさん。こんなところにも地方色があったりして楽しい。
それでも最後に引き寄せられるのは真っ白な湯気を上げてる食べ物の屋台だ。暖冬とはいえやっぱり寒い12月の夜に人々を笑顔にしてくれる暖かさのある場所。
家族が揃えばなおさら、ね。
さて、さすがに冷え切った身体を私も温めてもらおうとやって来たのはグリューワインの屋台。ドイツのクリスマスマーケットでは一番にぎわう場所。
あったかいワインをなみなみつがれたマグカップは持ち帰り自由(返せばデポジット分の金額が戻る)。各街(各年)ごとのオリジナルカップは集めだしたらキリがないけど、いい思い出になることは間違いない。あぁ~身体があったまった♪
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