サンクトペテルブルグから水中翼船で30分、ロシア近代化の父といわれるピョートル大帝の「夏の宮殿」はフィンランド湾に面してたたずむ。
まだ入り組んだ湾とはいえ、この先はもうバルト海。ロシアの西の果てであることが妙に実感できる場所。
船着場を後に歩き出すと奥の方に見えてくるのが「夏の宮殿」。18世紀に建設がはじめられた大宮殿は華麗なるもの。朝早くからたくさんの観光客が押し寄せてるのもうなずける。でもあわてない、あわてない。きらびやかな宮殿観光もいいけど、実はここの見所は「庭」にあり。
ここペトロドヴァレェツは1000ヘクタールもの面積を持ち、大きく「下の公園」「上の公園」から成ってる。園内には美しい並木道とたくさんの噴水が点在する、まさに夏の観光にはもってこいの場所。
朝一番、まだ公園内を歩く観光客が少ないうちにのんびり散歩、が気持ちいい。
大きな街サンクトペテルブルグと比べると、ちょっぴり空気も美味しく感じられるし?
さぁ、午前10時半をまわってようやく園内の噴水が上がり始めた。朝のすがすがしさにさらに涼をもたらしてくれるような、これは「太陽の噴水」。
そしてこちらは数ある噴水の中でも大人気の「いたずらの噴水」。近くを歩く人を地面に敷かれた石ころの下のセンサーがキャッチして、いきなり横から水が飛び出してくる。ここへやって来たお客様が驚くのを見て、かつての大帝たちも喜んでいたんだろうか?
そして、かわいらしい「きのこの噴水」。
こちら、バチカンのサンピエトロ広場にある噴水を模して作られた「ローマの噴水」。
さらにチェス版の形をした「チェスの山」。
と、どこからともなくフルートの音色。
ようやく奥の方に「大宮殿」が見えてきた。
「ロシア芸術の真珠」とまでいわれる「下の公園」のここがまさにハイライト。大宮殿とその前に広がる「大滝」。
7段の階段を流れ落ちる大滝に圧巻。
大宮殿と大滝をバックにこんな記念撮影はいかが?
暑い暑いロシアの旅で、ちょっぴり涼をもらえたかな?
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