チューリッヒから南へ約1時間、フィアヴァルトシュテッター湖に佇むルツェルンは旅のはじまりにふさわしい美しい街。湖から流れ出すロイス河をはさむように広がる旧市街と新市街とをいくつもの橋が結ぶ。そう、気づけばずいぶん橋の多い街だ。
中でもっとも古くもっとも有名なのが、この街のシンボルともなってるカペル橋。1333年に建設された(建設年には諸説あり)ヨーロッパでもっとも古い木造の屋根つき橋だ。20世紀に入ってからの火災で一部が焼け落ちその後修復されてはいるけれど、当時のままの姿を今でもこうしてしっかり残してる。そんな橋の中ほどにデンと建つ塔はかつてこの街を守るために設けられた水門塔。つまり街を守るための要塞として機能していたらしい。
そんな橋の上から眺める旧市街。趣のある建物がきっちり並んでいてとっても絵になる街。この街並みの奥には、かつての人々の生活を垣間見れる壁画の描かれた建造物が建つヴァイン・マルクト(ワイン市場)やコイン・マルクト(穀物市場)が。散策には持って来いの場所。
振り返って見えるのは新市街側。新しい街とはいえ河に沿って建つ教会や博物館、劇場は対岸の風景としっかりマッチしてる。時間があればいくつかの橋を行ったり来たりしながら街を眺めて歩くのも楽しそう。スイスへの旅の折にはぜひ立ち寄ってみてほしい場所のひとつ。今回お天気はいまひとつだったけど、太陽が輝いてる街並みはこ~んな感じよ♪ちなみに留守番隊のおすすめモデルコースへはこちらから。
みなさんからのコメントはいつも楽しく読ませていただいています。ただ諸々の理由によりこの年明けからコメントへのお返しはしていませんのでどうぞご了承下さい。また旅関係のご質問やリクエストに関しては、できるだけ今後のブログ上に反映させていきたいと思っています。
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