奥様は海外添乗員〜メモリアル

旅の実務編~ロスバゲ・その3

       

さて、今日はロスバゲに関する最終編ということで、できるだけこのロスバゲが起きにくくする方法についてお送りしましょう。ただしあらかじめお断りしますがハッキリ言ってロスバゲを100%防ぐこと、これは不可能ですからあくまでも事前の防衛策くらいに考えて下さいね。

1.以前のクレームタグは必ずはずしておく。
旅行の度にスーツケースに張られたものを記念にと取っておく人もいますが、正直これは考えもの。機内預かりにした荷物を管理してくれるのが唯一このクレームタグ(搭乗手続きの際、荷物に巻かれるタグのこと)ですから、紛らわしいものは取り除いておくべきです。乗り継ぎ空港での流れ作業の中で間違えられる可能もあるわけですし。そしてここでポイント!ですが、スーツケースの取っ手に巻かれたクレームタグとは別に、もうひとつ小さなシール(バーコードの入ったもの)がケースに張られてるのをご存知?実はこれ、クレームタグの一部で、万が一巻かれたタグがはがれてしまった時の予備的なもの。これも旅行の度にはがしておいた方がベターですよ。

2.搭乗手続きの際、クレームタグの内容をしっかり確認。
航空会社のカウンターで荷物を預けた際のタグの内容をしっかりと自分の目で確認しましょう。人のすることに100%はありません。誰だって間違いを起こします。特に乗り継ぎがある場合、航空会社が変わるにしても一般的に(例外もあり)荷物はスルーチェックインといって目的地まで運ばれるケースがほとんどです。そのつもりでいたにもかかわらず荷物の目的地が乗り継ぎ空港になってしまっていれば、当然のことながらロスバゲとなるわけで。実際私もとある日系航空会社で何度か間違えられた経験があります。その場ですぐに気付いてクレームタグを変えてもらいましたが、コンピューター上でしっかり直っているかどうか、荷物に対面するまでとっても不安でした。一番信用できる?日本でさえこんなことがあるんですから…

3.貴重品は入れない。
どこまでが貴重品か?というのも難しいのですが、お金はもちろん、カメラやビデオ、コンピューター、貴金属類などは貴重品と考えるべきでしょう。鍵をかけたスーツケースをどうも日本人は過大評価(信用)しがちに感じます。私たちの見えない所でこの荷物もX線の機械を通り、中に入っているものなど空港職員にはバレバレだということを頭に入れておくべきです。そこで出来心が起こらないと、誰が言えるでしょう?盗難、これもロスバゲの原因であることが多いのが事実。特にこういった貴重品を安易に入れてしまう日本人の荷物は狙われていてもおかしくありません。特にハードケースにベルトを巻いてる日本人特有の荷物は簡単に見分けが付きますし。ちなみにヨーロッパ方面の空港にはたいてい盗難防止用のラッピングサービス(強力なラップで荷物をぐるぐる巻きにするもの)があるくらい。このへんも危機管理の違いと言えそうです。

4.荷物に突起物をつくらない。
これも日本人特有のものですが、荷物に付けた目印。例えばヒラヒラとはためくハンカチやかわいらしいぬいぐるみのお人形などなど。ターンテーブルで回ってきた荷物を見つけるには確かに便利でもありますが、だからといってあれこれぶら下げるのはどうかと。荷物が運ばれる過程にはたくさんのつなぎ目の多いベルトコンベアーがあり、ここで引っかかってしまいそうな危うさを感じます。もし目印にするのであれば、なるべく出っ張りがないようなものがおすすめです。

以上、とっても初歩的なものではありますが、私も毎回気をつけている事柄です。とは言え、やっぱり頻繁に起こってしまうロスバゲ。運頼み的なところも多いのですが、最後にもうひとつ。荷物を預ける時にそっと「迷子にならずにしっかりついて来るのよ!」と声をかけて。これが結構きくんですよ(笑)。ちなみに昨日の旅の実務編~ロスバゲ・その2に対して、たくさんの貴重な実体験コメントをいただいてます。参考になると思いますからぜひそちらも読んでみて下さいね。さて、明日からはまた留守番隊の【旅の準備編】にバトンタッチしますよ~。

写真:トレビの泉(ローマ)


←ロスバゲなんかに負けずに旅を楽しんで~。

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