奥様は海外添乗員〜メモリアル

美味しいものさがし@タオルミーナ



さほど大きくもないタオルミーナの旧市街は、プラプラ散策するのが楽しい場所。何しろ旅人を惹きつけるお店がいっぱいですから。店先には太陽の島を思わせる品がた〜くさん並んでます。



たとえばこれ。私が大好きなピスタチオはシチリアの名産品のひとつなので、食べだしたら止まらない!ローストしたものや、リキュールなどなど。



もちろん、リキュールといえばシチリア産レモンチェッロも。どれも甘みがあるので炭酸で割って食後酒としていただくのもよし。アイスクリームにかけたら極上デザートの出来上がり〜 ♪



さらにオリーブやトマトのオイル漬けなどの食材も。もちろん本土側とそう極端に変わるわけじゃありませんが、久しぶりのシチリア。となるとやっぱり何か買って帰りた〜い。しかもせっかくだからシチリアらしいものを選びたいし・・・っとなれば、やっぱりお菓子かなぁ?



ってなわけで、普段はひやかし程度に眺めてるお菓子屋さんをキョロキョロ。ピスタチオと並ぶ島の特産品であるアーモンドを使った焼き菓子がシチリア土産の代表選手ですが、こんな暑い季節でも型崩れの心配なく持ち帰りに支障のないものを選んでみました。



で、お買い上げしたのがこちら。アーモンドを練りこんだヌガー菓子トロンチーノ(左)、砂糖をまぶしてローストしたアーモンド(奥)、さらにモディカ産のチョコレート(右)。



イタリアやスペインでポピュラーなお菓子ヌガーはびっくりするほど硬く、おっきな塊で売られているものがほとんど(割りながら食べます)。ただメインストリートにあるパティッセリアetnaのものは比較的やわらかいひと口サイズ。さらにアーモンド味が口いっぱいに広がるノーマルなもの以外にも、オレンジ味やチョコレートでコーティングしたものなど数種類がミックスされていて飽きません。イタリアにしては珍しく個別包装されているので、お土産には最適かも知れませんね(プラスチックケース入りが7ユーロ)。



さらにシチリア南部モディカ産のチョコレート。何よりの特徴はジャリジャリした食感で、いわゆるチョコレートの持つなめらかさや舌触りのよさは皆無です。なんでもカカオバターが生み出される前の製法で作られてるんだそう。カカオ本来の風味が濃いのでピスタチオの風味はわずかですが、他にも塩、オレンジ、唐辛子、シナモン味などたくさん。一部の食材店におかれてます(カカオ含有量によって3〜5ユーロ)。



っとまあ、わずかな時間しかなかったので美味しいものさがしもせわしないものでしたが・・・イタリア本土とはまた違った魅力がいっぱいのシチリア!を実感しました。


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