奥様は海外添乗員〜メモリアル

ミハスで出会ったアラジンのランプ

          

アンダルシアを旅してると時折道路標識の中にも見られるアラビア文字。この地で長く続いたイスラム支配の歴史とはまた別に、今でもここアンダルシアがイスラムたちの国にいかに近い場所であるかということを実感できる。そう、アンダルシアの南に横たわる地中海を渡った先はアフリカ大陸。たった十数キロの距離だもの。

実際アンダルシアやムルシアといったスペイン南部を旅してるとガラベーヤ姿の観光客と出会うことも少なくない。モロッコのタンジェからアルへシラスやタリファまでバスごとカーフェリーに乗り込んで来るようだ。彼らにとってもきっとここスペインは興味深い国に違いない。カトリックとイスラムというふたつの異なる宗教の融合から生まれた街並みにしても建造物にしても、よその国にはそうそうないものだから。

今日も次から次へと観光バスがやって来る白壁の街ミハス。人通りの多い通りを避けて入った朝一番のカフェはまだまだひっそり。木をふんだんに使った店内の壁を飾る色タイルがなんともアンダルシアらしい。さすがに連日の寝不足に疲れ気味な胃腸を思って紅茶を頼むと…おやおや、なんでも夢を叶えてくれる家来が飛び出して来そうなティー・ポット♪思わずモロッコで飲んだシャイを思い浮かべた一瞬だ。ふと地中海に目をやると、遠い沖合にここからは見えるはずもないアフリカ大陸の島影がうっすらと見えたような…



みなさんからのコメントはいつも楽しく読ませていただいています。ただ諸々の理由によりこの年明けからコメントへのお返しはしていませんのでどうぞご了承下さい。また旅関係のご質問やリクエストに関しては、できるだけ今後のブログ上に反映させていきたいと思っています。

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