奥様は海外添乗員〜メモリアル

日曜日のフィレンツェ

          

周りを小高い山や丘陵部に囲まれたフィレンツェの朝はやっぱり寒い。部屋の中が温かい分外に出たとたん心臓までキュッと引き締まる思い。なんとなく薄い雲で覆われていた早朝だっけどようやく雲も切れていつもの青空と眩しい太陽が顔を出してくれたことだし、日中は今日も暖かくなってくれることだろう。逆にそうでないと丸々一日街中で時間を潰さなきゃならない身にはとっても辛い。そう、今日は一日フリータイム。にもかかわらずホテルはとんでもなく郊外だから朝晩の送り迎えが必要ってわけで、残念ながらのんびり部屋で寝ていることも叶わず、だ(汗)。

ガイドブックを片手に元気に歩き出したメンバーの背中を見送ったところでさて、どうしよう?日曜日の街中はまだまだひっそり。それでも時間とともにどこからともなく現れる観光客の姿。ぷらぷら歩いてるとあっちこっちの店が開店準備に入ってる。昔は日曜日ともなれば店はほとんど閉まって静かなものだったけど、ここフィレンツェも街中に関してはかなりの店が開くようになってる。カトリックの国とはいえ宗教色がどんどん薄れてる、これも時代の流れか。

そういえば今日はこの街で地元フィオレンティーナとキエボの試合があるらしい。数年前にはセリエB落ちしたフィオレンティーナもここのところ頑張ってて、確か今はセリエAの5位にランクインしてるはず。路地裏の民家の軒先にビオラの旗(フィオレンティーナのチームカラーである紫色からこう呼ぶ)が架かってたし、きっと試合のある夕方にはサッカー好きな地元民たちで街全体が熱くなることだろう。


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