奥様は海外添乗員〜メモリアル

雪を抱くベスビオ

    

初日のローマは朝から雨。天気予報によるとどうやら全国的に天気は悪いらしい。南部の方では雷マークまでついてるし。それでも気温はずいぶんと高めで、これもアフリカ方面から吹き込んでくるシロッコと呼ばれる熱波の影響らしい。シロッコが吹き出したならイタリアの春は意外と近いかも?とはいえ最近の異常気象は想像を超えていて、先々の検討もつきにくくなってはいるんだけど。それでも車窓から眺める風景の中に黄色いミモザの花を見つけて、ちょっぴり穏やかな気分に。花粉症にとっては喜んでばかりもいられないんだけど、やっぱり春を迎えるということに心踊るよね。

と、そんな浮かれ気分の私の目に突然飛び込んできたのはうっすらと山頂が白くなった山並み。ナポリ港を見下ろすように立つベスビオばかりか港に突き出したソレント半島まで真っ白だ。今日の雨とこの暖かさでそれでもずいぶん溶けたに違いないけど、南イタリアで眺めるわずかな雪景色にはある意味感動。毎年のことながら冬と春とを何度も行ったり来たりするこの時季のイタリアって、結構好きだったりするんだよね(笑)…

写真はポンペイの遺跡から望むベスビオの山


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