奥様は海外添乗員〜メモリアル

紺碧の海を目指して

    

東の空がようやく赤くなりはじめた早朝、眠い目をこすりながら向かった先はローマから南へ200Kmほど南下した街ナポリ。かつてのナポリ王国の中心である現在の街は今にも崩れ落ちそうな建物が残る旧市街と戦後の復興の中で再建された近代的な新市街、さらに風光明媚なリゾートとして人気のサンタルチア港と様々な面を合わせ持つ。日本のツアーでこの街に長く滞在することはほとんどないけど、ここを足がかりに近隣の街へのショート・トリップも楽しめる。例えばポンペイやソレント、さらにアマルフィへと。

そんなナポリの港からさらに向かうのはもちろん、沖合に浮かぶカプリ島。ナポリ港に大きな客船が3隻も停泊してるのを目にした時はちょっぴり焦ったけど、カプリ島行きの船内は思ったほどの混雑ではない。冬場は日本人御用達となる船ながら、さすがにバカンスシーズンだけあって各国からのリゾート客でにぎやかだ。そう、まさにカプリ島観光にはもってこいのシーズンだもの。

さて、今回もおまじないのコインをにぎりしめ船上の人となったわけだけど勝負のほどは?ローマに負けずに暑いナポリ。暑すぎてベスビオの山もソレント半島も霞んでる。それでも空はどこまでも青い。この分なら目にも鮮やかな紺碧の海を見ることができるだろう。おまじないが通じることを信じて海風に当たって行こう。

写真は遠のいていくナポリの街



みなさんからのコメントはいつも楽しく読ませていただいています。ただ諸々の理由によりこの年明けからコメントへのお返しはしていませんのでどうぞご了承下さい。また旅関係のご質問やリクエストに関しては、できるだけ今後のブログ上に反映させていきたいと思っています。

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