ようやくスイスにも夏が訪れ、観光にもハイキングにももってこいのシーズンとなった。ところで数年前からスイス各地でハイキングを楽しもうというツアーはとっても人気。
でも実際スイスの山を集団でハイキングしているのは日本人くらい。もちろんハイカーは他にもいるけど、みな個人客。
スイスに団体でやって来るのは日本人だけではないけど、最近急激に増えてきた韓国人やインド人のツアー客は歩くことには全く興味がないらしく、たいていは(登山列車で)山へ登って降りるだけ。
”ハイキング”ブームはどうやら(今のところ?)日本人特有のものらしい。
意外なことかも知れないけど、実はスイスは冬場こそヨーロピアンリゾートとして(夏場よりさらに)人気がある。ただしこのシーズンにやって来るのはヨーロッパからのリゾート客ばかりで、日本人はほとんどいない。恵まれた良質のパウダースノウと多彩なコースを求めてやって来るウインタースポーツ組で冬場のスイスは華やぐ。
そんなわけでこれからのシーズン、スイス各地の山麓の街は日本人街と化すこととなり、ツアー客の口からもため息が出ることとなる。
まあでも、スイスの景色が変わるわけじゃなし…夏ならではのアルペンリゾートを楽しみましょうよ、ね
写真は上:ハイキンゴコースの至るところに立つ案内板。マッターホルンを眺めながら歩くコースは数も多いし1番人気。下:マッターホルンの山麓の街、ツェルマットの駅前広場。ガソリン車の乗り入れ禁止の街なので、走っているのは小さな電気自動車と馬車(観光客用)のみ。
オリーブの葉っぱ
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