カナディアン・ロッキーには実にたくさんの美しい山や湖が点在しているけど、やはりなんといってもハイライトはジャスパー国立公園に広がるコロンビア大氷原観光(黄色い車はキャタピラ付きの初代雪上車)。
北半球では北極の次に大きな規模を誇る氷原は、過去の氷河時代に形成されたもの。そこからいくつかの氷河が流れ出していて、そこに自分の足で立てるというエキサイティングなこの観光地は夏場を中心にたくさんの観光客を呼ぶ。
さあ、それじゃ~早速出発しよう。まずは観光基地となるアイスフィールド・センターからシャトルバスに乗り込んで。
途中でこの観光になくてはならない雪上車に乗り換える。でもこの大きさにまずはびっくり。かなり巨体の?ドライバーさんも小人のように見えてしまう。ちなみにこの雪上車、タイヤひとつが50万円、1台あたり4,000万円もする高級車だとか。
こんな高級車に乗れる機会はそうそうないからガタゴトいう乗り心地を楽しみつつ、いよいよ氷河へ。
さあ、足元には気をつけて。さすがに強い太陽の陽射しで表面は溶け出してる。
実際に歩ける場所は限られてるけど、この奥には巨大な氷原(小豆島の2倍、名古屋市とほぼ同等面積とか?)が横たわってる。ちなみにこの氷原から溶け出した水は太平洋、大西洋、そして北極海へと旅をすることになる。まさに3大陸にまたがる分水嶺なわけだ。
現在の地球温暖化でこの氷原、氷河も年々1~3mづつ後退しているらしい。計算によると500年後には消滅することになると?そう思って見るとまるで氷河が泣いているようで。飲んでみると…あたりまえだけどとっても冷たい。
気がつけばずらりと並んだ雪上車。
いくらお天気とはいっても、氷上を吹く風はとっても冷たい。そろそろ出発の時間だね。
アイスフィールド・センターへ戻るとさっきまでの寒さが嘘のよう。テラスでのランチも気持ちよさそうだなぁ。
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