いつものヨーロッパとは多少時差はあるものの、やっぱり朝はあんまり食欲のない私。家じゃあれだけガッツリなのにね（笑）。そんな私にとってここカナダの朝食は正直なところチトきつい。だって当然のことながらこの国の朝はアメリカン・ブレックファスト。
しかもヨーロッパにありがちな？もどきじゃなく正真正銘のアメリカン。プレートにのって出てくるのは決まってソーセージにカリカリのベーコン、スクランブルエッグにトースト。どこのホテルで食べたってたいてい中身は同じだ（もちろん高級ホテルともなると目移りしそうなブッフェだったりするけど…）。
朝はヨーグルト（＆フルーツ）があればそれだけで十分な私には、朝から油をいっぱい吸い込んだ料理たちの登場はある意味嬉しくもあり悲しくもある。なぜなら、普段慣れっこになってしまってるヨーロッパとは違った国に来てる！という変な異国情緒を味わえるから。
マグカップになみなみと注がれたアメリカンコーヒーに全くコクのないミルク、希望も聞かずに焼かれたトースト、どれもこれもアメリカンだ。そう、あの滝の向こう側はもうアメリカだもんね。
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