最近は中欧を廻る旅でも立ち寄ることの少なくなったオーストリア西部に位置するザルツブルグ。神童モーツアルトの故郷として、また名画サウンドオブミュージックの舞台として世界的に知られる街ですが、忙しい旅ではなかなか立ち寄りが難しくなりつつあるのが現状?です。
ところでそんな街にもご当地スイーツがあることを皆さんはご存知でしょうか。街中に点在する有名なカフェのショーケースにも並んではいないので、実は知る人ぞ知るスイーツ。それがザルツブルガー・ノッケルン。この街を取り囲む雪を抱いた山々を形どった焼きメレンゲ風 or スフレ風のお菓子です。雪をイメージさせる粉砂糖が振りかけられ、甘酸っぱいラズベリー系のジャムが添えられているのが一般的。
何しろ注文を受けてから作りはじめるので、メニューにも「待ち時間20分」と但し書きがあるほど。っと、まさにザルツブルグへ行かないと口にすることのできないご当地スイーツです。ちなみにこちらはランチをとったレストランが私専用(つまり完全お独り様用)に焼いてくれたらしく?ひと山ですが、通常はこんな山が3つほど連なってますよ。中はホワッホワのスフレですがかなりボリュームがあるので、2〜3人でシェアして丁度いい量です。
こんなスイーツにはちょっぴりのミルクを入れた濃い目のカフェ・ブラウナーがぴったり。12月を目前にきっと間もなく真っ白な雪をかぶるであろう周辺の山々を眺めながら、ザルツブルグで機会があればぜひお試し下さい。
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