真夏日のローマでやって来たのはテベレ河沿いに建つカステッロ・サンタンジェロ(聖天使城)。河の左岸ではバチカンと並んで観光客の多い場所だ。
日曜日ということもあって城の横には小さなマーケットが立っていた。ガイドブックに載ってる有名なのみの市以外にも、週末には街のあちこちでこんな風景は見られる。
プラタナスの並木がちょうどいいブラインドにもなって、店先を眺めながらの散策はなんとも気持ちがいい。
地元の人と観光客が入り混じって店先を冷やかす風景は日曜日ならでは。の~んびりした空気がなんともいえない。
ところでこの城、元々はローマのハドリアヌス帝が自らの霊廟として建てたもの。時代を経て要塞や牢獄など様々な用途として使用されてきた。現在では国立博物館として観光客を呼ぶ。オペラ「トスカ」や映画「ローマの休日」の舞台としても知られるところ。
ちなみに天使という名が付くいわれは、6世紀にペストが流行った際ここへ現れた天使が剣で悪疫を打ち払ったという伝説による。
そうそう、ここから一直線に延びる通りの先にはバチカンのサンピエトロ寺院が。このあたりから眺めるサンピエトロ寺院の姿はまたとりわけ美しい。
さて、たくさんの天使の立つサンタンジェロ橋を渡って対岸へ。次はナボーナ広場を目指そう。つづく…
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