朝早くから元気な太陽のおかげですでに夏の様相のザルツブルクを後に山間を走ること約2時間。車内にいても外気が少しづつヒンヤリしてくるのを感じながら到着したのは、オーストリアの最高峰グロースグロックナーを目指す山岳道路の料金所。それまでの空気は一転し、アルプスの懐に入って来たんだと身体いっぱいに感じます。難工事の末に造られた山岳道路のおかげでバスに乗ったまま至って容易にアルプスの山々をまじかに眺められる銀世界へと入っていけるんですから、感謝しなきゃ~いけませんよね。道路脇に高く積もった雪の壁を眺めながら、山岳道路の終点に位置するフランツヨーゼフスヘーエ(展望台)まであっという間に到着です。
今月に入ってようやく通行が解除されたばかりとはいえ、たくさんのライダーたちが気持ちよさそうにつづら折りの山岳道を走って行きます。もうずいぶん長いことまたがってはいませんが、一応中型二輪の免許を持つ今やペーパーライダーの私も久々に風を感じながら走ってみたい衝動に駆られました。こんな風景の中、安定感のある大型二輪で走ったら気持ちいいだろうなぁ~!
そんな思いを振り切って?ランチの後は雪を抱く山々や東アルプス最大の氷河を眺めながらのハイキング。この辺りはアルペンマーモットの生息地でもあって、スイス以上に彼らとの遭遇率は高いんです。案の定巣穴から出て兄弟でじゃれ合うマーモットを発見。その愛らしさに思わず足が止まります。残念ながらグロースグロックナーの山頂は雲の彼方でしたが、青空のもと気持ちよく歩けて何よりでした。これ以上のものを望んだら罰が当たっちゃいますよね、きっと?
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