奥様は海外添乗員〜メモリアル

アンダルシアにさようなら

    

ポルトガルからの国境を越えセビーリャにはじまったアンダルシアの旅もぐるりとひと廻り、ここコルドバで終了だ。長らくお世話になったバスに別れを告げて、この先スペイン新幹線AVEでラマンチャを駆け抜けマドリッドを目指す。

ちなみにこの新幹線に乗るためには荷物のX線検査もあったりと飛行機なみの扱い。他の特急列車とは別格だ。確かにプリファレンテ・クラス(1等車)あたりだと飲み物のサービスに始まって車内食まで出るもの。

ところで少し前に私たちの荷物を運んでくれたポーターたちがホームにいる。しかも荷物も一緒だ。聞くと次の列車は新型車両だと。それはいいとしても、ドイツ製の新型車両には荷物専用貨車が付いてないとか。なぬぅ~!じゃあこの荷物はどうするの?通常スーツケース等の大きな荷物は国鉄職員しか開閉できない貨車に入れてもらうのに、それがないとは。

結局客車の端にある荷物置場にぽんぽん載せてもらい、かろうじて数の確認をしたとたん列車は音もなく動き出した。小さなグループならまだしも、荷物の多いグループだったらかなわんなぁ。汗びっしょりで出発したAVE。今日も定刻でマドリッドに到着してくれることだろう?

写真:左側は従来の車両、右側がつい最近導入された新型車両


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