ブリュッセルの街歩き第2弾はやっぱりここグラン・プラスから。相変わらず観光客で賑わう広場も周りを大きくて高い建物に囲まれてるから、すでに夕刻といった雰囲気だけど。
そうそう、広場からすぐの所に「カカオとチョコレート博物館」なるものがある。残念ながらこの日はすでに閉館してたけど、チョコレート王国ベルギーのカカオとチョコレートに対するこだわりが見れて興味深い。
そんな国だから広場の西側一帯にはやっぱりチョコレートショップが林立。まずは王室御用達のうちのひとつ、Galler。ここの板チョコはスーパーでも買える庶民派ながら、せっかくだからショップに立ち寄りたい。素朴で飾り気のない店構えに実力のほどがうかがえて、個人的には大好き。「能ある鷹は爪を隠す」か…
そして注目株のJeanーPhilippe Darcis。こちらはカラフルなマカロンも人気みたい。甘さ控えめなお味が日本人受けするかも。
ついでに老舗のお菓子屋さんDandoy。ここのワッフルも美味しいのよ。もぉ~あっちからこっちからおいしそうなかおりが漂ってきてクラクラきちゃう(汗)。
そんな誘惑にかられながらやって来たのはグラン・プラスの北西に位置する聖カトリーヌ教会。この界隈は昔の運河を埋め立てた場所だけに今でも海産物を扱う問屋さんをはじめ庶民的な店も多いので、教会の優雅さとは裏腹にとっても下町っぽさが漂ってる。
そんなかつての運河跡地にはたくさんのシーフード専門店がならんでいるので、夕刻ともなるとたくさんの人でにぎわう場所。シーフードを楽しみたいなら、お値段はいいけどぜひここまで足を運んでね。
ちなみに本格的な食事の前に1杯♪ってな場合は気軽にふらりと立ち寄れるオイスター・バー的なものも。
さて、ぷらぷら歩きしてるうちにみるみる太陽はかげりはじめ(とは言えさすが北国、すでに今頃の季節は20時半までは余裕で明るい)そろそろ腹ごしらえする場所を決めないと…とくれば一応のぞいてみましょ、イロ・サクレ地区。特にグラン・プラスの北側に位置するブッシェー通り、通称「ブリュッセルの食い倒れ横丁」にはレストランがぎっしり。実は「お肉屋さん通り」という名の通りなのに並んでいるのは牡蠣や海老といった魚介類。
店の前には必ず呼び込みのお兄さんたちがいて観光客の取り合い合戦。う~む、そういう意味ではこの街も「北のヴェネチア」だなぁ。実はこの周辺のレストランはあまり評判がよろしくない。個人的には経験がないけど、ぼったくりの被害は多いらしいので、レストラン選びは慎重に。
そんな中、この通りで安心して食事ができるのがChez Leon。今じゃパリで大人気のムール貝専門店だけど、実はここが本店!まだ夕食には早い時間だったので店頭に立つ(ただ他の店のように呼び込みはしないけど)スタッフたちも暇そうながら、1時間後には広い店内、テラスとも満席。さすがLeonだ。
ところで暗くなる前にぜひ足を向けてほしい場所がこのすぐ近く。Leonの1軒おいた左手の細い袋小路を入って行くと…
そこにいるのがジュリアン君の妹にあたる「小便少女」、ジャンネケちゃん。盗難防止で厳重に鍵のかかった中で笑ってるけど、「恥ずかしい」そうなのでこのあたりからで勘弁してね。
さ~て、散策と食事が済んだら1日の締めくくりはやっぱりここ。昼間とは全く違った雰囲気になったグラン・プラス。エレガントな雰囲気に包まれた広場はまだまだ観光客でいっぱい。夜はまだまだこれから♪といった欧米人たちでカフェもレストランもにぎわってるよ。ライトアップを楽しんだらやっぱり…食後酒にしようかな?
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