奥様は海外添乗員〜メモリアル

バレンタインゆかりの地をめぐる♪モデルプラン

    

年が明けて早くも半月が経とうとしていますね。さすがにお正月気分も吹っ飛び、年明け早々始まったバーゲンめぐりもひと段落し、そろそろ次のイベントを待ち構えてる方も多いのでは。そうです、来月の今日はバレンタイン・デー!イベント好きな、いや商売熱心なこの国ではすでに並びはじめてるじゃ~ないですか、たくさんのチョコレート。

ところでこのバレンタイン・デーっていったい何の日?とまあ、今さらそんな話をするつもりはなかったんですが、わが国の国民的行事となっているこの日に合わせて留守番隊がお送りするのはこの時季ならではのモデルプラン第3弾でございます。すでにイタリアを訪れたことのある方にも、いえむしろそんな方にこそおすすめしたいひと味違ったイタリアの旅ですよ。

たくさんの世界遺産をかかえヨーロッパでも観光客の数でトップクラスを誇るイタリアは現在20の州(レッジオーネ)から成っていますが、そんな中のひとつ、ウンブリア州が今回の旅の舞台です。長い海岸線を持つ国にあって唯一海に面していないウンブリアは、昔からイタリアの緑の心臓部と呼ばれる大自然とそこから生み出される美味しいものたちの宝庫。ところが見所の多い(多すぎる)イタリアの旅ではたいていの場合素通りしてしまう場所なんです。

でもこの緑豊かなウンブリアには素敵な街がた~くさん。今や愛の守護聖人として世界中の人に知られるようになったバレンタイン(伊名はサン・バレンティーノ)の故郷、テルニという街もそんな中にあります。そもそもテルニの司教であった彼がなぜ愛の守護聖人となったのか…というよりなぜ愛を告白する(できる)この日がバレンタイン・デーと呼ばれるようになったのか。この日にチョコレートを贈るようになったことは別にして、興味ありませんか?

時は紀元2世紀頃、つまり今から1,800年以上前のことです。当時はローマ帝国時代ですがまだキリスト教が弾圧されていた時代です。よって帝国に仕えるローマ兵たち(つまり当時の若い男性のほとんど)は帝国が敵視するクリスチャンとの結婚は認められていなかったわけです。そんな時代にテルニの街の司教として神に仕えていたバレンタインの元にたくさんの男女がこっそりとやって来ては愛を誓う、そんなことが繰り返されたそうです。彼によって結ばれた男女は数知れず、しかしながら帝国に背いたバレンタインは結局殉教することになります。これが2月14日、バレンタイン・デーは彼の命日です。

実際彼にまつわる愛のエピソードはいろいろありますし彼の名を知らない人はいないほどの有名人ではありながら、彼の眠るサン・バレンティーノ教会はその場所柄?まだまだとっても静かな中にたたずみます。それでも最近は愛の守護聖人の元で結婚式を挙げようというカップルも増えてきているようですね。そんなバレンタインゆかりの地をのんびりとカップルで(いえ、もちろん女性同士でも!)歩いてみませんか。

ちなみにウンブリア州には他にもイタリアの守護聖人となっているサン・フランチェスコの生誕の地アッシジや、この国の先住民といわれるエトルリア人によって造られた街ペルージャなどなど、それぞれに魅力がいっぱいの街がたくさんありますよ。しっとりとした街はどこもぷらぷらのんびり歩きが似合います。もちろん旅の途中で出会うこの地方ならではのトリュフを使った郷土料理や美味しいワインとともに、ね。こんな旅に興味のある方はぜひモデルプランを見てね~♪


ついでの話ですが2月14日は留守番隊生誕の日でもあります。


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