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奥様は海外添乗員〜メモリアル

ウィーンとミラノのカツレツ対決


ここウィーンへ来たらお約束!って感じで出てくるメニュー、それがウィンナー・シュ二ッツェル。仔牛の肉を薄くたたいたものに小麦粉をまぶし、オリーブオイルでカラッと揚げたもの。

あれっ!と思った人はイタリアはミラノへ行ったことのある人でしょ?そう、ミラノで必ず出てくるコトレッタ・アラ・ミラネーゼにそっくりの品だから。

実は昔からカツレツ対決がここウィーンとミラノとの間で行われてる。おらが村のカツレツこそ!って感じで。

かつて7世紀近くもの間、ハプスブルグ家が世界中の広大な領土を支配してた時代に、いろんな国のいろんな料理がウィーンに伝えられたことを考えると、大元はミラノ?って気もするけど…

まあ先はどちらであれ、大皿からはみ出るくらい大きなウィンナーシュ二ッツェルが目の前にやってきた。レモンを絞ってさぁ~、グーテンアペティ(いただきます)♪


オリーブの葉っぱ

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