奥様は海外添乗員〜メモリアル

バルビゾンの風景

          

パリの街から車で1時間ほど走ると、ここのところ田舎指向の強い私の大好きなバルビゾンがある。のどかな田園が広がる中の小さな街はやはり素朴な石造り。外壁にはつたの葉がからまり、窓辺には花を活けた鉢が置かれた一見どこにでもありそうな風景だけど、やっぱりバルビゾン!

単なる田舎ではなく品のある素朴さがこの街ならではの雰囲気を醸し出してる。っていうのもかつてバルビゾン派と呼ばれた芸術家たちが好んで住んだこの街は今や別荘地。パリに近いこともあってかなり人気らしい。もちろんお値段もそれなりだ(汗)。

にもかかわらず派手さは一切なくて、ふつぅ~なのがいい。ミレーがあの【晩鐘】を描いたとされる麦畑もそのまま。微妙に異なる家並もどれも主張しすぎることなく、街全体がしっとりしてて。ひがなきままにプラプラ歩きしていたくなる…

写真:一番手前はかつてのミレーのアトリエ


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