もともと自然がいっぱいで、王侯貴族がこぞって大好きだった狩猟のための館を建てたのがロワール古城のはじまり。現代社会となった今でもそれは変わることなく、狩猟が解禁となるこの時季はあちこちでハンティングが繰り広げられているらしい。
もっともそんな野性動物は観光客が訪れるような場所ではめったやたらにお目にかかることはないけど、時折かわいらしいりすや鴨たちに出くわすことは思いの外多い。
それにしてもようやく緑が増えた城内でこんな風景に出会った時はさすがにびっくり。まさか野性のはずはないけれど、のんびりと草を食むのはまさしくろば！こんな静かな城の敷地できままな生活を送れるなんて何て幸福なろばたちだろう。と、話しかけてみるが返事なし…
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