奥様は海外添乗員〜メモリアル

ローマよりパリへの旅

    

いつもながらの早朝出発で向かった先は、数日前に到着したフィウミチーノ国際空港。今日はここローマから再度アムステルダムを経てお次の都市、パリへと向かう。もちろんローマからパリへはたくさんの便が出てるし、まっすぐ飛べば2時間弱の距離。それでもアムステルダムを経なければどこへも行けないのがたまにキズ?せっかく同じスカイチームの航空会社がイタリアにもフランスにもあるんだから、どちらかに乗せてくれればいいのになぁ。とボヤイてても仕方ないし、せめてマイレージが稼げるからラッキー♪と思うことにしよう(汗)。

ところで到着した空港ターミナルに入って思わずキョロキョロ。少し前に改装が終わったばかりのターミナルは見違えるほど綺麗。10年前にリノベーションが終わっていた長距離線のターミナルに比べ、ヨーロッパ内線&国内線のターミナルはオシャレなイタリアのものとは思えないくらい暗かったものね。それがずいぶん垢抜けた感じ。それでも仕事をする彼女たちのペースは何等変わるところはないみたい。職場が綺麗になったくらいじゃ、労働意欲は湧かないものか?

ところでセキュリティ-であのゲルマローラーが引っかかった。きっと認識不能で引っかかるだろうとは思っていたけど、案の定チェックが入った。ニコリともしないセキュリティ-おじちゃんは「なんだこりゃ?」とばかりに引っ張ったりねじったり。放っておいたら分解されそうだったので、慌てて「小顔を作るためにこうするのよ」とコロコロしてみせた。それでもふに落ちないといった感じで、真面目に取り上げられるかと思っちゃった。愛用のみなさんはセキュリティ-に備えて使用法が絵に描かれた説明書を一緒に持つか、でなければスーツケースに放り込んでおいた方がよさそうね。


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