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安田善次郎の思い

2012-11-07 05:47:11 | 日記
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安田善次郎の思い

一代で安田財閥を築き上げた安田善次郎は、封建制の中で身分制度を打ち破るためには、大商人になって千両の分限者になろうと誓いを立てる。12歳の時。

そして
第一、自立の商業を以て渡世すること。
第二、勤倹を旨として身分不相応の生活をせぬこと。
第三、他力を頼まないこと、而してまた虚言を吐き、人に迷惑を書けないこと。

善次郎は、この三ヵ条を生涯守り通して、日本一の金持ちになり、見事に身分制度の壁を破りました。

そして安田善次郎は、銀行を造った時『国を富ませることです。
この銀行を使って国に工業を興します。
興そうとする人を支援しようと思います。
私一人が千両の分限者になるのではなく、多くの人が千両の分限者になるように支援するのです』と夢を語っています。



江上 剛 [作家]さんは次のように言っています。

成功した人物に言えることは、自分が金持ちになるだけで良しとしていないことだ。
『志が大きければ大きいほど成功も大きく、社会も良くすることができるとすれば、混迷の世であればあるほど、若い人は志を掲げて生きようではないか』と。

今や世界的なブランドになったユニクロ(ファーストリテイリング)の柳井正会長兼社長が『現実を視よ』(PHP研究所)の中で若い人に向って「志をもって生きよ」と語りかけている。

 柳井さんは、若い頃から寝る前に自分は将来どういう人物になっていたいのか、会社をどうしたいのか、ノートに記していたという。それでその通りに実現をしてきたのだが、立身出世する人は、このような夢ノートを書いているという人が多い。

「志をもって生きよ」という言葉を、柳井さんは日本中の人々に投げかけたいという。

何者かになりたいと言う思いが強ければ、強いほど人は前向きに生きることができ、困難に打ち勝つことができるのかもしれない。
           【逆境を吹っ飛ばす江上“剛術”―古典に学ぶ処世訓ー】

(自戒)
70歳に近くなってしまった自分には、もはや真似できることではないが・・・・・

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