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写真は、いまから7年前に出演させていただいたときのものです。
先日、この番組で絶対音感を取り上げていたので、絶対音感とはなにか?と解説させていただきます。
よく言われるのが、聴いた音を音の名前、即ちドレミで答えられること、ですが、
似たものに、手で持った物の重さを、「~グラム」というように答えられるのも絶対感覚です。
また、1メートルを両手を広げで「このくら~い」と指し示すことができるのも絶対感覚です。
感覚とは感じたことを覚えていることですから、これらはすべて記憶、すなわち数多くの経験によって備わっていくものです。
赤ちゃんに備わっているのは、そうした経験に因るものでなく、生来備わっている音感です。
これは味の感覚、すなわち味覚と同じです。
にがい→毒
すっぱい→腐敗
塩辛い→塩分多すぎ
こうしたものは生命維持を脅かす食物ですから赤ちゃんも拒絶します。
同じように、危険を感じる音を知っているのです。
その一つに低い音。
これは体が大きいものはが発する音(声、唸り)なので、捕食の危険を連想するために、拒絶します。
しかし、1年も経つと、そうした危険とは無関係な音であると経験、学ぶので、その意味でも絶対音感は無くなってしまうのです。
音痴と絶対音感とは余り関係がありません。
音痴は模倣する力が足りないために起こる状態ですから。
だから、矯正できるのです。克服できるのですよ。
音痴矯正コンサルタント 高牧康
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