「のどピコ」とは「のどちんこ」のことです。
医学用語では「口蓋垂(こうがいすい)」といいます。
これはセンサーのようなもので、ここに物がふれると、気管が閉じて、食道に流れるようになっています。
ですから、指で触れると、「オエッ」ってするくらい敏感な部分です。
風邪で喉が痛くなったりすると、この周辺が赤く炎症していることが分かります。
その脇が扁桃腺です。
レッスンでは、ご自身で、この「のどピコ」の動きを確認してもらいます。
高い声では上の方につり上がります。
裏声だと、後ろにひっくり返ります。
のどピコが、後ろに裏返るから、裏声というのかもしれません。
時々、「私、2つあるんです」と教えてくれる生徒さんがいます。
今回、その写真を撮らせていただきました(もちろん、許可を得て)
名前と、顔を出さないことを条件にネットに上げることもお許しいただきましたので、ここにお披露目です。
こうした方は高い声が出難い傾向にあります。
原因については、別な機会にお話ししましょう。
皆さんの中でも、そうした人がいらっしゃったら、またそれが原因かどうかわからないが、高い声が出難い、と思っていらっしゃる方
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